ライアットゲームズのサービス規約
最終更新日:2024年12月1日
プレイヤーの皆さん
のサービス規約(以下「本規約」といいます。)は、私たちライアットゲームズ(以下「ライアット」といいます。)が、プレイヤーの皆さんにライアットのゲーム、アプリ、ウェブサイトその他のサービス(以下「ライアットのサービス」といいます。)にアクセスし、利用し、楽しんで頂くにあたっての利用条件について定めるものです。ライアットゲームズは、米国ロサンゼルスに本社を置き、世界中で事業を行っているグローバルなゲーム会社です。ここで「ライアットゲームズ」という場合、それは皆さんのいる地域において本サービスを提供しているライアットゲームズのグループ会社を指しており(詳しくは、本規約第18条をご覧下さい。)、本規約に定める内容は、当該会社と皆さんとの間の合意事項となります。
本規約をよくお読み頂き、特に以下の点についてご理解をお願いいたします。
- 紛争解決: 皆さんが米国にお住まいであれば、本規約第16条Aで定める仲裁及びクラスアクションの放棄に関する条項をご覧下さい。同条項では、皆さんとライアットとの間の紛争がどうやって解決されるのか、について定められています。
- バーチャルコンテンツ: 皆さんがバーチャルコンテンツを購入し、又は有償無償を問わず獲得する場合、皆さんはバーチャルコンテンツにアクセスするためのライセンス(利用許諾)を得るに過ぎません。皆さんは、解除したバーチャルコンテンツの所有権を取得するわけではなく、誰かに譲渡することもできません。バーチャルコンテンツ自体には金銭的な価値はなく、通常はゲーム内でのみ使用することができ、バーチャルコンテンツを現実社会の金銭へ換金することはできません。「バーチャルコンテンツ」の定義を含め、詳しくは本規約第4条をご覧下さい。
- 返金ポリシー: 皆さんが獲得したデジタルコンテンツにすぐアクセスしたり、ダウンロードしたりすると、皆さんは気が変わっても購入を取り消して、返金を受けることはできなくなります。いくつか例外的に返金が認められるケースもありますが、返金については厳格なポリシーがありますので、こちらをお読み下さい。
- ユーザー規範: 皆さんには、ユーザー規範(本規約第7条)を遵守することを約束して頂きます。この規範は、ゲーム内での振る舞いのほか、ライアットのサービスを利用している際のゲーム外での行動についても定めています。本規約第7条は、ユーザー規範に違反した場合の罰則(例:期限付きのバン、アカウントの停止・一時停止や削除、ハードウェアバン等の処分)についても説明しています。
- 現地法: 皆さんがライアットのサービスにアクセスしたり利用したりする国や地域によっては、現地の法令に基づき、本規約に定めていない権利が皆さんに与えられる場合があります(例:オーストラリア、ニュージーランド)。そのような場合で、現地の法令と本規約とが抵触する場合には、法令の定めが優先することになります。
親権者の皆さまへ
ライアットは、ゲームごとの対象年齢(レーティング)をウェブサイト上に表示していますが、お子さまのオンラインでの行動については親権者の皆さまに監督して頂き、お子さまがどのようなコンテンツにアクセスし、必要に応じ、他のユーザーとどのようなやりとりをしているのか、監視して頂くことを推奨します。ゲームのレーティングとその内容の詳細については、皆さんの地域のレーティング制度をご確認下さい。
目次
- ご自身のアカウント
- アカウント停止
- 制限付きのライセンス(利用許諾)
- バーチャルグッズ・ゲーム通貨・購入
- 利用料と税金
- 自発的に提出されたアイディアに関するポリシー
- ユーザー規範
- ユーザーが作成するコンテンツ
- 監視
- アップデート及び修正
- ボード(掲示板)及びリンク
- 著作権侵害の場合の通知及び請求手続
- 不保証
- 責任制限
- 準拠法
- 紛争解決
- ライアットのサービスに適用される追加条項
- ライアットのグループ会社
- 雑則
1. ご自身のアカウント
1.1. 私はアカウントを作ってライアットのサービスを利用できますか?(あなたが成年年齢に達しているか、又はご両親などの法定代理人から承諾を得ていれば、利用できます。)
ライアットの提供するサービスの多くは、ライアットゲームズのアカウントがお持ちでなければ利用できません。アカウントを作ってライアットのサービスを利用するためには、あなたが、①成年年令に達しているか、②法令上、成年擬制されているか、③本規約に拘束されることにつき、親権者など法定代理人の承諾を得ている必要があります。あなたが、成年年令に達しておらず、成年擬制されておらず、あるいはこの条項を理解できない場合には、親権者など法定代理人の方に相談して下さい。あなたがアカウントを作ろうとしている未成年者の親権者など法定代理人である場合には、未成年者であるご本人が本規約に拘束されることにつき同意して下さい。その場合、未成年者であるご本人によるサービスの購入などのアカウント利用や、本規約の遵守について、親権者など法定代理人であるあなたにも責任を負って頂きます。第三者のアカウントを開設したり、使ったり、ライアットのサービスを第三者に代わって利用したり、営利目的でライアットのサービスを利用することは禁止されています。
1.2 私はどうすればアカウントを作成できますか?(ライアットのウェブサイトで、あるいはソーシャルメディア認証によって、作成することができます。)
皆さんは、ライアットのウェブサイトに備えられたユニークなログイン認証システムを通じて、また場合によっては既存のソーシャルメディアアカウントへログインした状態でライアットのサービスを利用することによって、アカウントを作成することができます。
1.3. 私は本名などの個人情報を提供しなければなりませんか?(はい、「ブリッツクランクではない」とか「ウディアでない誰か」とかいった名前で登録しようとしないで下さい。)
皆さんは、必ず、本名など、正確で完全な情報を提供して頂く必要があります。
1.4. 私は、無数にEメールアカウントを持っています。アカウントを作るのに、どんなEメールアカウントを使ってもいいのでしょうか?(いいえ、重要な通知がきちんと受け取れるようなEメールアカウントを使って下さい。)
ライアットは、皆さんが登録したEメールアドレスへ、アカウントに関するもの、法的なもの、サービスに関するものなど、様々な通知を送ります。これらの通知の中には、極めて重要なものも含まれていますので(例えば、皆さんのアカウントを使えないようにするためにアカウント停止する、といった通知など)、皆さんのアカウントに紐付けられたEメールアドレスは、常に利用中のものにして頂き、(ライアットからお願いした場合には)認証できるようにしておいて下さい。ソーシャルメディアのアカウントにログインしてライアットのサービスを利用する方法でアカウントを作成された場合には、そのソーシャルメディアアカウントに紐づけられたEメールアドレスが、ライアットゲームズへの登録Eメールアドレスとなります。
1.5. アカウントやログイン認証情報を第三者と共有し、あるいは譲渡してもいいですか?(ダメです。)
アカウントを作成するにあたっては、使用されていないユーザー名とパスワード(以下あわせて「ログイン認証情報」といいます。)を選んで頂く必要があります。また、以下の各事項に同意したものを見なされます。
- アカウントを第三者と共有したり、ログイン認証情報を第三者へ開示したりすることはできません
- アカウントやログイン認証情報を第三者へ譲渡したり、第三者にアクセスさせたり、それを第三者に持ちかけたりしてはいけません
- ログイン認証情報を秘密裏に保管しなければなりません
何者かが無断でアカウントにアクセスしたとか、ログイン認証情報や支払情報の紛失、盗難、無断使用、漏洩などのセキュリティ違反があった場合には、ライアットが適切な措置をとることができるように、直ちにライアットの方へお知らせ頂く必要があります。皆さんが自らログイン認証情報を第三者へ開示したり、ご自身のアカウントやログイン認証情報の秘密を保持していなかった場合には、バーチャルコンテンツを失ったり、無断で使用されたり、といったアカウント上のあらゆる損害は、ご自身の責任となります。
2. アカウント停止
2.1. どのような場合に私のアカウントは停止・一時停止されるのでしょうか?(あなたがルールに違反すれば、デマーシアの当局が皆さんのアカウントにやってくるでしょう…。)
2.1.1. 皆さんが停止・一時停止するケース: 皆さんは、support@riotgames.comまでご連絡頂けば、いつでもご自身のアカウントを停止・一時停止することができます。
2.1.2. ライアットが停止するケース: ライアットが以下の事情があると合理的に判断した場合には、皆さんのアカウントを停止・一時停止することができます:
- 皆さんが本規約のいずれかの条項(ユーザー規範を含みます。)に違反した場合
- 皆さんのアカウントを停止・一時停止することが、公共の利益やライアットのサービスにとって最善である、又は第三者の権利を守るために必要である、と認められる場合
- ライアットのサービスが、皆さんのいる地域で提供されなくなった場合(ゲームの重要な核心部分の機能や、ライアットのサービスのすべてについて、皆さんのいる地域で提供が停止されることが予定される場合には、通常は、ライアットのウェブサイト、アプリ、又はゲーム上で事前に通知されます。)
- 皆さんのアカウントの無断利用や支払いが原因でライアットが第三者へ返金をしなければならなくなった場合
- 皆さんが第三者の支払情報を無断で使用し、又は使用したと疑う合理的な理由がある場合
ライアットの判断に誤りがあるとお考えの場合は、詳細を添えてプレイヤーサポートチームまでお知らせ頂ければ、検討させて頂きます。但し、検討中は、皆さんのアカウントを一時停止する場合がございますので、予めご了承下さい。アカウントの停止を恒久的とするのか一時的とするのかについては、ライアットの合理的な裁量により決めさせて頂きます。もちろん、ライアットの判断について争って頂くことは可能です(本規約第16条をご覧下さい。)。
2.2. ライアットは、私が使わなくなったアカウントを、永遠に維持してくれるのでしょうか?(あなたが長期間放置しているアカウントについては、ライアットからあなたに通知し、アカウントを再度有効にする機会を与え、それでも放置された場合には停止する場合があります。)
長期間使用されていないアカウントについては、アカウントの停止や一時停止など、ライアットは、適宜、措置を取ることができるものとします。長期間使用されていないアカウントについて何らかの措置をとる場合、ライアットは事前に皆さんにお知らせし(例:アカウントに紐付けて登録されたEメールアドレスへEメールを送る)、アカウント削除などの措置を避けるために十分な時間を設けるようにします。
2.3. ライアットが私のアカウントを停止するとどうなりますか?(あなたはゲームができなくなり、購入したゲーム通貨やバーチャルグッズにアクセスできなくなります。)
皆さんのアカウントが停止されると、皆さんはご自身のアカウントにアクセスできなくなり、アカウントに紐付いたデータやゲーム通貨などのバーチャルコンテンツにもアクセスできなくなります(但し、これにより、皆さんが個人情報の保護や消費者保護に関する法令に基づいて有する権利については、何ら影響を受けたり、制限されたりするものではありません。)。皆さんが本規約に違反した場合のように、ライアットが正当な理由に基づきアカウントを停止した場合、
- ①皆さんは、アカウント停止を理由として返金を受けることはできず、ライアットはいかなる責任も負うことはなく、
- ②ライアットは、皆さんが作成したその他のアカウントも停止することができるものとし、皆さんによるライアットのサービスへのアクセスも停止することができるものとします(こちらについても返金はなく、ライアットには責任が生じません。)。
ライアットのサービスを利用するにあたっては、本規約に基づいてアカウントが停止・一時停止されるリスクがあること、そしてそれを念頭に、常に適切な行動を取るべきであること、を皆さんには理解し、同意して頂く必要があります。
3. 制限付きのライセンス(利用許諾)
3.1. ライアットのサービスを利用して、何ができるのでしょうか?(ライアットのサービスを、ご自身の個人的かつ非営利の目的で、利用することができます。)
ライアットは、皆さんがライアットのサービス(及びバーチャルコンテンツ)をご自身の個人的、非営利かつ娯楽の目的でのみ使用する、制限付き、非独占的、譲渡不可、取消可能な利用許諾を付与するものであり、かかる利用許諾の付与は、皆さんが本規約を遵守することが明示的な条件とされます。皆さんのアカウントが停止されると、ライアットのサービスやバーチャルコンテンツについて皆さんに与えられたライセンス(利用許諾)は直ちに終了します。別途ライアットが署名付き契約書面で明示的に許可する場合を除き、皆さんはライアットのサービスや、コンピューターコード、バーチャルコンテンツといったライアットのゲームの知的財産を、譲渡、複製、交換、賃貸、解析・模倣(リバースエンジニアリング)、逆コンパイル、ソースコードの抽出、翻訳、リース、担保権の設定、権利移転、出版、配信、配布することはできません。
3.2. 私はライアットの知的財産を使って何をすることができますか?(ライアットはその知的財産に関する権利をすべて留保しており、ファンアートのような個人的かつ非営利での使用に限って皆さんに認めています。)
ライアット(及びライアットに利用許諾をする第三者)は、ライアットのサービスや、ユーザーアカウント、コンピューターコード、タイトル、オブジェクト、アーティファクト、キャラクター、キャラクターの名称、チャットログ、ゲームの音声や放送、ロケーション、ロケーションの名称、ストーリー、セリフ、キャッチフレーズ、アートワーク、グラフィクス、構造的・景観設計、アニメーション、音声、楽曲や録音、バーチャルグッズ、ゲーム内通貨、オーディオ・ビジュアル効果、キャラクターの肖像、運営やゲームプレイの方法など、ライアットのサービスにおいて、又はそれを通じて掲載され、制作され、提供その他の方法で利用に供せられるデータやコンテンツ(以下あわせて「ゲームコンテンツ」といい、そこにはバーチャルコンテンツも含まれます。)に関する権利や利益をすべて保有し、留保しています。皆さんは、ライアットが明示的に許諾した場合を除き、ゲームコンテンツやライアットのサービスに基づいて、いかなる作品も制作することは許されません。ライアットが許諾している利用の詳細については、Legal Jibber Jabberポリシーをご覧ください(同ポリシーは改定されることがあります。)。
また、ライアットが署名付きの書面で利用を許諾した場合を除き、皆さんはライアットの商標、サービスマーク、商号・屋号、ロゴ、ドメイン名、キャッチフレーズ、トレードドレスを使用することはできません。ライアットのサービスの模倣・複製、再配信、修正や、本規約に違反したかたちでの利用は、明示的に禁止され、民事・刑事上の厳格な責任を負って頂く結果となる可能性があります。
4. バーチャルグッズ・ゲーム通貨・購入
4.1. バーチャルコンテンツとは何ですか?(ゲーム通貨や、チャンピオン、スキン、エモート、アクセサリーなどのバーチャルグッズといったものが含まれます。)
皆さんがライアットのサービスを利用されるにあたって、チャンピオン、スキン、エモートといったバーチャルグッズ(以下「バーチャルグッズ」といいます。)やゲーム内通貨(以下「ゲーム通貨」といいます。)への制限付きの利用許諾を、皆さんのアカウントに紐付いたかたちでライアットから皆さんへ付与することがあります(以下、これらの皆さんが利用を許諾されるコンテンツをあわせて「バーチャルコンテンツ」といいます。)。
各ゲーム通貨は、購入時に別途お知らせする場合を除き、特定のゲームにおいてのみ使用できるものとします。
4.2. バーチャルコンテンツの利用許諾は、どうやって付与してもらえばいいのでしょうか?(購入する、勝ち取る、もらう、といった方法があります。)
ゲーム通貨やバーチャルコンテンツへアクセスするための制限付き利用許諾を付与してもらう方法としては、以下の方法を含め、様々な方法があります:
- 購入する(例:クレジットカードでの購入)
- 勝ち取る(例:ゲーム上のミッションや任務を達成して獲得する)
- もらう(例:他のプレイヤーからギフトとしてもらう、ヘクステック®のようなクラフティング機能を使う)
4.3. 私が入手したバーチャルコンテンツは、私のものになるのでしょうか?(いいえ。皆さんが入手するのはバーチャルグッズそのものではなく、それにアクセスする譲渡禁止の制限付きの利用許諾です。)
皆さんは、入手方法にかかわらず、入手したバーチャルグッズの所有権その他の財産権を取得することはありません。皆さんが入手したバーチャルコンテンツには、現実世界での金銭的価値はなく、それを譲渡したり、現実世界の金銭へ換金したりすることはできません(ライアットのサービスの機能としてそれが認められる場合を除きます。)。皆さんが購入したバーチャルコンテンツにアクセスする利用許諾については、明示的に認められた場合を除き、返金を受けることはできません。現在の返金ポリシーについては、こちらをご覧ください。
4.4. もう一度聞きますが、私はバーチャルコンテンツを所有しているわけではないのでしょうか?(法律が分かる人なら誰でも「所有してないよ!」と言うでしょう。)
皆さんがバーチャルコンテンツを入手した際、ライアットが皆さんに付与しているのは、ライアットのサービスを利用するためだけにバーチャルコンテンツを利用することができる属人的、非独占的、譲渡不可、サブライセンス(再利用許諾)不可、撤回可能の限定的な利用権です。
本規約にどのような定めがあろうと、皆さんはご自身のアカウントに対して所有権その他の財産権を取得しておらず、皆さんのアカウントに関するあらゆる権利は永久にライアットが保有し、ライアットの利益のための効力を生ずるものとされることに、皆さんは同意し、これを確認して頂きます。バーチャルコンテンツについても、皆さんがそれを取得するために対価を支払っていたとしても、何ら所有権その他の財産権を取得していないことについても同意し、確認したものとさせて頂きます。さらに、①本規約に別途の定めがある場合、②法令により特に義務を負う場合、又は③ライアットに故意重過失がある場合を除き、皆さんのアカウントの停止やライアットのサービスの終了によるバーチャルコンテンツの削除など、バーチャルコンテンツの消失、削除、変更、障害、ハッキング被害その他バーチャルコンテンツについて生じたあらゆる損害について、ライアットは一切責任を負わないものとします。
4.5. 私が入手したバーチャルコンテンツは、常に利用可能なのでしょうか?(常に利用可能とは限りません。)
サービスを常に改善し、ゲームを進化させ、安全かつ楽しいサービスを提供し続けるために、ライアットは、バーチャルコンテンツなどのゲームコンテンツの全部又は一部を、法令により認められる範囲において、いつでも、皆さんへ通知することなく、削除し、変更し、移行し、消去し、再パッケージし、また価格を変更することができるものとします。例えば、皆さんのバーチャルグッズは、ゲームバランス変更、バグ修正、グラフィックの改善といった理由でライアットのサービスを改善するため、又は法令や規制上の理由から、適宜進化していくことになるでしょう。ライアットが、皆さんが購入したばかりのバーチャルグッズを完全に使えなくするような場合には、返金するか、代替のグッズを付与します。皆さんのアカウントをライアットが正当な理由に基づき停止した場合や、皆さん自身が第2.1.1条に基づいて停止したような場合を除き、ライアットは皆さんの購入したゲーム通貨を、(ウェブサイト、アプリ、又はゲーム上でのお知らせといったかたちの)通知なしで、削除するようなことはしません。ときに、ゲーム通貨の購買力を変更することはあるかもしれません(例えば、スキンのようなバーチャルグッズを購入するのに必要なゲーム通貨の数を増やすかもしれません。)。通常は、こうしたことは徐々にしかやりませんが、皆さんの購入したゲーム通貨の価値を著しく下げるような変更を予定する場合には、(ウェブサイト、アプリ、又はゲーム上でのお知らせといったかたちの)通知をさせて頂きます。ライアットは、皆さんのアカウントに紐付けられたゲームコンテンツやバーチャルコンテンツなど、ライアットが運営・管理するサーバー上のデータの価値について保証するものではなく、一切責任を負いません。ライアットが、皆さんによるゲームコンテンツやバーチャルコンテンツへアクセスする権利の譲渡や移転を認めることがあるとしても、それはライアットによる個別の承諾に基づいて行われる場合に限られます。
5. 利用料と税金
5.1. ライアットのサービスは、すべて無料ですか?(いいえ。)
ライアットのサービスには、皆さんが対価を支払わなければならないものがあり、皆さんは正確かつ完全な支払い情報をライアット又はライアットの指定する支払いサービス提供者へ提供することに同意して頂きます。さらに皆さんは、皆さんのアカウントに対して課される料金や税金を支払うことにも同意して頂きます。ライアットは、いつでもライアットのサービスの料金を将来に向けて(つまり購入済みのサービスを除いて)改定することができるものとします。こうした変更は、通常は徐々に行っていきますが、これにより皆さんの購入したゲーム通貨の購買力に影響が出るかもしれません。皆さんは、かかる料金を、それが支払期限を迎えた時点における支払い条件に基づいて支払う義務を負います。ライアットは、料金や支払い方法を適宜(将来に向けて)変更することがあり、かかる変更は本規約やライアットのウェブサイト、アプリ又はゲーム上に掲示することにより、直ちに効力を生じるものとします。ライアットの側に故意重過失や注意義務違反がある場合を除き、皆さんがライアットへの支払いを怠り、又は皆さんのアカウントの無断利用や支払いが原因でライアットが第三者へ返金をしなければならなくなった場合には、皆さんのアカウントを停止・一時停止する場合があります。詳しくは、本規約の第2条(アカウント停止)をご覧下さい。
法令に定めのある場合を除き、ゲーム通貨その他の有償サービスの対価や利用料金は、事前払いをして頂く必要があり、本規約や払い戻しポリシーに特に定めがある場合や消費者として払い戻しを受ける法令上の権利がある場合を除き、一部であっても返金はできません。ライアットの側に故意重過失がある場合や本規約に特に定めがある場合を除き、皆さんがご自身のアカウントを第三者と共有したり、ご自身のアカウントやそのログイン認証情報の適切な管理のために考えられる措置(例:多要素認証の有効化)のうちいずれかを怠ったりしたことにより生じた損害や皆さんのアカウントを通じて発生した料金については、すべて皆さんが支払い義務を負うものとします。
5.2. ゲーム通貨について私はどのような責任を負うのでしょうか?(税金を支払ったり、ライアットとの取引内容に誤りがないことを確認したりして頂きます。)
皆さんは、ゲーム通貨の取得や使用、ゲーム通貨へのアクセスに関して課される税金を支払う義務があります。ライアットは、ゲーム通貨を一定額ごとに発行・販売することがあり、その価格は皆さんが購入する量や購入する場所によって変わることがあります。ライアットの合理的な判断(又は法令の定め)により必要な場合には、皆さんが1回のゲームで購入することのできるゲーム通貨の総額や、皆さんのアカウントに保持することのできるゲーム通貨の総額に制限を加えることがあります。さらに、ゲーム通貨やバーチャルグッズの価格は将来に向けて変更されることがあり、また販売が中止されることがあります。ライアットは、地域ごとに異なる取り組みをすることがあり、皆さんのいる地域によっては、皆さんが購入・使用することのできるゲーム通貨の額に制限を加えることもあります。
ゲーム通貨での取引に際しては、正しい金額のゲーム通貨がアカウントに正しく追加され、又は減額されたかどうか、皆さんの方で確認して下さい。ゲーム通貨の残額に誤りがあることが判明した場合は、直ちにライアットまでお知らせ下さい。なお、ライアットでの調査に際し、追加情報のご提供をお願いする場合がございます。
6. 自発的に提出されたアイディアに関するポリシー
6.1. ゲームを改善するためのアイディアを思い付いたので、ライアットへ提案してもいいでしょうか?(基本的に、ご遠慮頂いています。どうしても提案される場合には、そのアイディアを使用する権利は永久にライアットに帰属します。)
ライアットのサービスについてフィードバックを頂けるのは大変参考になりますが、創作的なアイディアや素材のご提案(以下「ユーザー提案」といいます。)は、ご遠慮頂いています。仮に提出された場合、かかるユーザー提案については、ライアットは自由に利用できるものとします。これは、ユーザー提案と類似しているように見えるサービスをライアットが提供するようになった場合に、誤解や紛争を避けるための定めです。
ライアットへ送られてきたユーザー提案について、皆さんはいかなる法的権利も有することはないものとし、仮に有することがあったとしても、ライアットはその理由を問わず、また皆さんへの支払いなしで、ユーザー提案の全部又は一部を利用することができるものとします。
これを法的に言うと、皆さんがライアットへユーザー提案をした場合、皆さんはライアットに対して、提案された内容(これに関する著作権、商標権、営業秘密、特許、意匠、工業所有権その他の知的財産権を含みます。)を、媒体を問わず(将来開発される媒体を含みます。)、第三者への提供の目的などの営利目的その他目的を問わず、何ら皆さんへ対価を支払うことなく、利用し、複製し、配布・配信し、変更し、翻案・翻訳し、これを基に二次的著作物を制作し、公演・実演し、表示し、デジタル化し、加工し、加工させ、販売し、販売に供し、輸入するための、地域や期間に制限のない、撤回不可能、サブライセンス(再利用許諾)可能、譲渡可能、非独占的、そして対価の発生しないライセンス(利用権限)を付与したものと見なされます。必要に応じ、ライアットへ付与されたユーザー提案に関する上記のライセンス(利用権限)を有効かつ拘束力のあるものとし、皆さんが法令上可能な範囲で何ら(著作者人格権といった)権利を主張し得ないようにするために必要な、あるいはこれを容易とするための書類の作成・署名や手続の履行を行うことを約束して頂きます。
7. ユーザー規範
7.1. ライアットのサービス利用中、他人を挑発したり、脅迫したり、嫌がらせをしたりしてもいいですか?(ダメです。実際にやったら、アカウント停止などの措置を取ることがあります。)
ライアットのサービスをご利用頂くためには、日本の法令や規則を遵守して頂く必要があります。この他、ライアットが適宜ウェブサイト、アプリ、又はゲーム上で公表する、好ましい利用や振る舞いに関するポリシーや振る舞いに関するルールを遵守して頂く必要があります(以下これらをあわせて「ユーザー規範」といいます。)。これに違反した場合、ライアットは、当該行為がユーザー規範において不適切な行為として具体的に列挙されていたかどうかを問わず、期限付きのバン、アカウントの停止・一時停止や削除、ハードウェアバン、コンテンツの削除、ユーザーの進捗リセット、チャット機能制限、マッチメイキングキューのバンや制限など、ライアットのサービスの品位や精神を保つために適切な処分を行うことができるものとします。
ライアットは、ユーザー規範を維持するために、人的な手動モデレーターと自動システムや自動学習ツールといった技術的な方法の両方を用います。これには、ライアットのサービスのユーザーや行政当局からの通報等への対応として調査報告がなされる場合と、ライアットのサービス上に問題のあるコンテンツが表示されるのを防ぐためにチャットフィルター等を通じて積極的に対応を行う場合の、両方が含まれます。ライアットの判断に誤りがあるとお考えの場合は、プレイヤーサポートチームへ詳細をお知らせ頂ければ、調査いたします。ライアットの決定に異議を申し立てることも可能です(本規約第16条をご覧下さい。)。
以下は、処分の対象となる行為を例示したものです:
- ライアットのサービスを利用するについて法令や規則に違反する行為
- ライアットの従業員を装うなど、他人になりすましたり、ライアットから発信されたかのように装った情報発信をしたりする行為
- あなた自身やライアットの従業員、他のプレイヤーの個人情報を晒す行為
- 他のプレイヤーやライアットの従業員に嫌がらせをしたり、つきまとったり、脅したりする行為
- ライアットのサービス上で表示されたライアットの著作権、商標権、特許権その他の財産権の表示を削除し、変更し、隠す行為。また、第三者の特許権、商標権、企業秘密、著作権、パブリシティ権、人格権その他の権利を侵害するコンテンツを送信する行為も禁止されます。
- あなたの言動のうち不正なもの、有害なもの、脅迫的なもの、他者を罵倒したり、嫌がらせたりするようなもの、中傷的なもの、下品なもの、卑猥なもの、性的に露骨なもの、人種差別的なもの、非倫理的なもの、その他いかがわしいものなど、他のプレイヤーにとって好ましくない又は不快な言動
- ウィルス、破損したデータ、トロイの木馬、ボットのキーロガー、ワーム、タイムボム、キャンセルボットなど、システム、データ、個人情報を毀損しようとしたり、あるいは実際に毀損したり、妨害したり、密かに傍受し、あるいは取り出したり、収集したり、盗んだりするコンピュータープログラミングルーチンを含むコンテンツを送信し、送信を促し、又は利用する行為
- ライアットのサービス(又はその一部)を守り、アクセスをコントロールするためのライアット又は第三者が実施した技術的方策を潜脱し、回避し、排除し、解除し、機能を損ない、暗号を解くなどする行為
- チャットに繰り返し書き込むことで会話の邪魔をするスパム行為(営利目的かどうかは問いません)
- 詐欺やなりすましなど、他のプレイヤーに対する欺罔行為と合理的に判断される行為に加担する行為
- ライアットのサービスに関する通信を傍受、模倣又はリダイレクトするプログラムや、情報を保存するためにライアットのサービスで使用されるメモリ領域を読み込むことによりライアットのサービスに関する情報を収集するプログラム(モッド、ハック、チート、スクリプト、ボット、トレーナー及び自動化プログラムなど)のような、ライアットのサービスと相互に作用する第三者のプログラムを無許可で使用する行為
- ライアットのサービスの一般に公開されていない領域にアクセスし、又はアクセスを試みる行為
- ライアットとの関係を偽って示唆し、個人情報を含み、又は侮辱的、中傷的、俗悪、猥褻、性的に露骨、人種的、民族的若しくはその他の点で好ましくないユーザー名やゲーム上の名前を選択する行為。ユーザーは、ユーザーネームなどの名前の選択に関するこうした制約を回避するために誤ったスペル又は代わりのスペルを使用することは許されません。ライアットは、本規定に違反すると合理的に判断される名前をユーザーに通知せずに変更することができ、違反が繰り返された場合には、アカウントの停止を含め、さらなる懲戒処分を行うことができます。
- 続行中のゲームプレイの途中で、ゲームへの参加を取りやめ、ゲームからログアウトし、又は抜けること。ライアットは、このデータを追跡し、ゲームの途中で何度も退出したと判断されたプレイヤーに対して、一時的なバンを発令することができます。一時的なバンの期間は、特定のアカウントが続行中のゲームプレイからの退出を繰り返すたびに、長くなっていきます。
- (a) 他人のアカウントでプレイしたりアカウントのステイタスやランクを「ブースト」しようとしたり、(b) ゲームプレイの生配信を見ながらプレイすることで配信者やそのチームメイトに対して不公正なアドバンテッジを得たり嫌がらせしたりする、いわゆる「ストリームスナイプ」行為等の不正行為や競技性を損なうような行為に加担する行為
- 他者をしてユーザー規範又は本規約に違反するように仕向け、これを奨励する行為
- 事前にライアットからの書面による同意を得ることなく(又はライアットから中止を求められた後も)、ライアットのサービスを、事業目的で使用する行為
7.2. ユーザー規範はゲーム内の不正行為についてのみ適用されるのでしょうか?(いいえ。ゲームコンテンツの配信中などライアットのサービスを利用するいかなる行為についても処分を科すことができます。)
法令により認められる限り、ユーザー規範はライアットのサービス内だけでなく、ゲームコンテンツやライアットのサービスの配信中(Legal Jibber Jabber ポリシーに基づいて行われる配信を含みます。)にも適用されます。例えば、ライアットは、(本規約第7.1条で説明したとおり)ライアットの提供するゲームのライブストリーミング中にその視聴者に対してヘイトスピーチを行った場合、それがゲームのテキストメッセージやボイスチャットで行われたわけではなくても、処分を科す場合があります。同じように、ユーザー規範は、あなたがライアットの提供するゲームをプレイし、その動画を動画サイトやソーシャルメディアにアップロードした場合において、その動画の中で他のプレイヤーやライアットの従業員に対する嫌がらせ、ストーカー、脅迫行為を行った場合にも適用されます。
7.3. 一つのゲームでユーザー規範に違反する行為を行った場合、別のゲームでも処分を科されることはあるのでしょうか?(はい。ライアットの提供するゲームの1つにおいて違反行為があった場合、ライアットアカウント横断的な処分を科される場合があり、他のゲームでも違反行為をした場合には別のゲームであっても最初の違反があったことを踏まえてさらに重い処分を科される場合があります。)
法令により認められる限り、ライアットのサービスのいずれかにおいてユーザー規範に違反すると他のライアットのサービスにおいても処分の効力が及ぶ場合があります。別のゲームであっても、過去に違反があったことを踏まえて重い処分が科されることもあります。例えば、ライアットの提供するゲームの1つにおいてヘイトスピーチを繰り返していた場合、別のゲームでの違反に対する処分が(過去のヘイトスピーチ歴を踏まえて)重くなる場合があるわけです。場合によっては、ライアットの提供するすべてのゲームについて、期限付き又は恒久的なバン、アカウントの停止等が適用されることもあります。
8. ユーザーが作成するコンテンツ
8.1. 私がライアットのサービス上に載せるコンテンツについて、責任がありますか?(はい。そしてライアットは皆さんが載せたコンテンツを使用することができます。)
ユーザー提案のほかに(これについては本規約第6条で別途定めています。)、皆さんは、ご自身がライアットのサービス上で、あるいはこれを通じて制作し、アップロードし、使用し、又は送信するあらゆる通信、ユーザー名、画像、音声その他の素材及び情報(以下「ユーザーコンテンツ」といいます。)についても責任があります。
皆さんは、以下の各事項に同意する場合に限り、ユーザーコンテンツをアップロード又は送信することができます。
- 皆さんがユーザーコンテンツをアップロード又は送信した時点から、ライアットは、皆さんへ対価を支払うことなく、ライアットのサービスを提供する目的のために、ユーザーコンテンツ(これに関する全ての著作権、パブリシティ権、商標権、営業秘密、特許権、産業財産権及びその他の全ての知的財産権及び所有権を含みます。)を利用し、複製し、配布・配信し、翻案・翻訳し、修正し、変更し、これを基に二次的著作物を制作し、公演・実演し、表示し、デジタル化し、加工し、加工させ、輸入するための、地域や期間に制限のない、撤回不可能、サブライセンス(再利用許諾)可能、非独占的、そして対価の発生しないライセンス(利用権限)の付与を受けたものとします。
- 皆さんは、ライアットによるユーザーコンテンツの使用に関し、著作者人格権を放棄することを、皆さんのいる地域の法令において認められる範囲で約束するものとします。皆さんのいる地域の法令において、かかる放棄が認められない場合(あるいは認められる場合であっても書面など一定の様式を必要とする場合)には、皆さんは、その代わりに、ライアットに対し、かかる権利を行使しないことを約束し、ユーザーコンテンツ及びそのあらゆる構成要素を、皆さんの氏名や筆名を表示するかどうかを問わず、自由に編集し、使用する権利を付与するものとします。
- 皆さんは、いずれのユーザーコンテンツも、ライアットによる秘密保持、著作者の表示又はその他の義務の対象とはならず、ライアットが、いずれのユーザーコンテンツの使用又は開示についても責任を負わないことを表明保証し、かつこれに同意します。
- 皆さんはさらに、ユーザーコンテンツが第三者の権利を侵害しないことを表明保証し、かつこれに同意します。
9. 監視・不正防止措置
9.1. ライアットは、私がライアットのサービスを使っている間、私をモニターしますか?(はい。詳細については、プライバシーポリシーをお読みください。)
ライアットは、チートやハッキングの防止、プレイヤーの問題行動の排除・削減、及びライアットのサービスの向上など、様々な目的のために、ライアットのサーバー上でも、皆さんのコンピューターやその他の機器上においても、積極的にライアットのサービスの利用状況をモニターすることがあります(但し、その義務はありません。)。ライアットのサービスの利用に関して当社が情報をどのように収集・処理するかに関する重要な詳細について、プライバシーノーティスを必ずお読みください。
9.2. 私がライアットのサービスを利用していない間に、ライアットが私の機器上においてプログラムを起動させることはありますか?(はい、不正防止のために必要な場合に限って、これを行うことがあります。)
ライアットは、不正やハッキングを防止するために、ライアットの提供するゲームをプレイするにあたって皆さんに不正防止ソフトウェアのインストールを求める場合があります。こうしたソフトウェアは、皆さんの機器においてバックグラウンドで実行される場合があります。
10. アップデート及び修正
10.1. 本規約は今後改定されることはありますか?(はい。)
ライアットのサービスや法律・規制の変更に合わせて、ライアットは、本規約の改定版を作成することがあります。その場合には、本規約に取って代わる新しい規約に同意して頂くよう、書面(電子メールを含みます)で皆さんにお知らせすることになります。皆さんは、合理的な通知期間においてライアットが提示する新しい規約を読んだうえで、これに同意するか否か判断することができます。皆さんが新しい規約に承諾すれば、ライアットのサービスを継続して利用することができます。他方で、新しい規約を拒絶すれば、ライアットのサービスを利用し続けることはできなくなるでしょう。
10.2. ライアットのサービスは、変わることはありませんか?(いいえ。カ=ジックスと同じように、進化します。)
ライアットのサービスを常に改良し、ゲームを進化させ、安全なサービスを提供するため、ライアットは、法令で認められる範囲において、いつでも、何ら責任を負うことなく、バーチャルグッズなどのライアットのサービスやその機能の全部又は一部を変更、修正、中断、もしくはあえて「弱体化」し(例えば、法令上の理由やゲーム体験を向上させるためにバーチャルグッズの機能を変更するなど)、又はこれに対するアクセスを制限することができるものとし、さらにライアットのサービスをサポートするために必要なソフトウェアやそのアップデート版をダウンロード及びインストールするように皆さんに求めることができるものとします。また、皆さんは、かかるライアットのサービスの変更又はアップデートにより、ゲームをプレイするために必要なシステムの仕様が変更されることがあり、その場合、ゲームにアクセスし、プレイするために必要な追加ソフトウェア又はハードウェアを(ライアットではなく)皆さんにおいて購入する必要があることを了解し、これに同意します。さらに、皆さんは、皆さんに通知することなく、ゲーム及びソフトウェアを自動的にアップデートするためにバックグラウンドでパッチを適用することを了解し、これに同意して頂きます。
11. リンク
11.1. ライアットのサービス内のリンクはどうですか?それらは安全なのでしょうか?(バードのマジカルジャーニーのように、その先に危険が待っているかもしれません。注意してお進み下さい・・・。)
ライアットのサービスは、第三者が運営するウェブサイトへのリンクを含む場合があります。繰り返しますが、ライアットはこれら他のウェブサイトを所有しておらず、運営もしていません。ライアットは、これらのリンクを皆さんの便宜のために提供し、他のユーザーの方々がユーザー提供のコンテンツとしてこれらのリンクを掲載する場合もあります。これらのリンク及び対応する外部ウェブサイトは、自己責任でご利用下さい。ライアットは、リンク先サイトを管理しておらず、そこで利用できるコンテンツについて責任を負いません。かかるリンクは、ライアットが他のサイト上の情報又は資料をお勧めしていることを意味するものではありません。
12. 著作権侵害の場合の通知及び請求手続
12.1. ライアットのサービス上で誰かが私の著作権を侵害している場合、どうすればいいでしょうか?(ライアットへ、その旨をお知らせ下さい。)
ライアットは著作権を尊重しており、皆さんにも同じように尊重して頂きたいと考えています。ライアットとしては、著作権を侵害している、又は侵害していると思われるユーザーのアカウントを、必要に応じ本規約第2.1.2条に基づいて停止することにしています。モバイル機器その他の機器でアクセスできるライアットのウェブサイトその他のオンラインネットワーク(以下「各種サイト」といいます。)を通じてなされた著作権侵害についてライアットへ通知(通知のサンプルは以下に掲載します。)があった場合には、ライアットは迅速に対応します。
皆さんが著作権者もしくはその代理人の場合、又は著作権に基づく排他的な権限を有している場合には、各種サイトで起きているとお考えになる著作権侵害について、以下の各事項を記載した通知を提出して、お知らせ下さい。
- 著作権が侵害されたとお考えになる著作物を特定して下さい。複数の著作物に対する著作権侵害について一つの侵害通知でお知らせ頂く場合には、著作権が侵害されたとお考えになる著作物の一覧表を記載して頂くかたちでも結構です。
- 著作権を侵害し、又は侵害行為の主体であり、削除ないしアクセス制限をするべきだとお考えになる素材と、各種サイトに貼られたかかる素材のあるサイトへのリンクのURLなど、かかる素材を見つけるのに通常必要となる情報を特定して下さい。
- 通知をしている方の住所、電話番号、(お持ちであれば)Eメールアドレスを明記して下さい。
- 通知には、以下の記載をして下さい。
- 「私は、ここで問題となっている著作物の使用は、著作権者やその代理人から承認されたものではなく、法令上認められるものではないと誠実に信じています。」
- 「この通知に記載した情報はすべて正確であり、私は侵害されていると考える著作物の著作権者もしくは著作権者の代理人、又は著作権に基づく排他的な権利を有する者であることを誓います。」
- 通知をしている方の本名と、署名(又は電子署名)をお願いします。
かかる通知(以下「侵害通知」といいます。)をお送り頂く際は、上記のすべての事項を記載した上で、すみやかに対応ができるように、皆さんのいる地域でライアットのサービスを提供している会社(本規約第18条をご覧ください。)の「担当:著作権エージェント宛」(この場合は「リーガル」宛ではありません。)、又はEメールアドレス:copyright@riotgames.comまでお送り下さい。このEメールアドレスは、侵害通知の受付専用であり、ライアットに対するその他の一般的なお問い合わせはこのEメールアドレスでは受け付けられません。また、セキュリティ上の理由から、こちらのEメールアドレスでは添付ファイルを受け付けることはできませんので、添付ファイル付きで電子メールで提出された侵害通知は、ライアットにて処理されることもありませんのでご注意下さい。
侵害通知は、法的な通知ですので、ライアットはその裁量により、あるいは法令上の要請に基づいて、その写しを紛争の関係者や第三者へ開示することがあります。侵害通知を受領後、ライアットは、通報のあった素材を各種サイトから削除するなど、その裁量により適切と考える対応を取らせて頂きます。
13. 不保証
13.1. ライアットのサービスについて、ライアットは保証をしますか?(場合にもよりますが、多くの法律家がこれを否定するでしょう。)
皆さんは、ライアットのサービスのインストールや利用、そしてそこから得られる結果について、すべてご自身の責任において行って頂く必要があり、ライアットが責任を負うことはありません。
さらに、北中南米にいる方については、以下の条項が適用されます。
ライアットのサービスは、「現状有姿」にて、明示的又は黙示的な保証や表明を一切することなく、皆さんに提供されるものです。皆さんは、ご自身の責任でライアットのサービスをご利用頂く必要があります。ライアットは、法令上認められる限り、ライアットのサービスに適用されうる明示的又は黙示的な保証(所有権の黙示的な保証、権利の非侵害、商品適格性、特定目的への適合性、取引過程、実施過程もしくは商慣習から発生する保証、及びライアットのサービスに含まれるコンテンツや情報の正確性、信頼性、品質についての保証を含みますが、これらに限られません。)を、一切いたしません。
14. 責任制限
14.1. ライアットの本規約に基づく責任に、上限はありますか?(はい。)
1. 法令上認められる限りにおいて、かつ本規約第14.1条の3に定める範囲で、皆さんがライアットのサービスをダウンロードし、使用し、又はアクセスしたことにより被った損害・損失についての、ライアットの皆さんに対する責任(債務不履行、不法行為など責任の法的根拠を問いません。)の総額の上限は、請求の原因となる事由が最初に発生した時点の直前6か月間において皆さん自身がライアットへ支払った対価の合計額に限定されます。
2. ライアットのサービスは、家庭内での私的な利用のみ認められます。私達は、逸失利益、事業や事業機会の損失、事業の中断、のれんの毀損といった事業上の損害については、一切責任を負いません。また、ライアットが公開したアップデートを皆さんがインストールしなかったり、必要最低限のシステムの仕様を維持しなかったりしたことにより発生した損害についても、ライアットは責任を負いません。本規約第14.1の3の定める範囲で、皆さんが被った損害のうち、①本規約に同意して頂いた時点において予見しえない損害や、②本規約に同意して頂いた時点において存在していた特別の事情に起因して発生した損害やあらゆる間接損害(ライアットが発生する可能性があると知っていたものも含まれます。)については、ライアットは責任を負いません。
3. 本規約において何らかの定めがあっても、ライアットは、適用法令において認められないかたちでライアットの責任を減免するものではありません。例えば、①ライアットの責めに帰すべき事由により発生した生命身体への損害、②ライアットが詐欺や欺罔行為を行ったことによる損害、③ライアットの故意重過失に基づく損害、④ライアットの落ち度によって、その契約履行にとって必須の義務に違反したことから発生した損害のうち相当かつ予見可能なもの、⑤ライアットの保証違反により生じた損害、⑥適用される製造物責任に関する法令に基づいて責任を負う損害については、ライアットは責任を減免されることはありません。
4. 上記のほかにも、皆さんは、適用法令に基づく個別の権利を有する場合があります。
15. 準拠法
15.1. 本規約の解釈には、どの国の法律が適用されますか?紛争になった場合はどうですか?(皆さんがどこに住んでいて、ライアットのグループ会社のうちどの法人からライアットのサービスの提供を受けているか、によって変わってきます。)
皆さんがライアットのサービスを利用するにあたって適用されるのが、どの国・地域の法令なのかについては、以下をご覧下さい。皆さんには、本規約において認められる以外にも、日本の強行法規に基づく利益や権利が認められる場合があり、本規約はそれらの権利を制限するものではありません。
北米、中米、南米(ブラジルを除きます。)にお住いの場合
本規約及び本規約に起因し又はこれに関連するあらゆる行為については、抵触法に関する部分を除き、本規約第16条(紛争解決)に関しては連邦仲裁法(Federal Arbitration Act, 9 U.S.C. §1, et seq.、以下「FAA」といいます。)、を、それ以外についてはカリフォルニア州法を、それぞれ準拠法として解釈するものとします。特に本規約第16条(紛争解決)で明示的に定めがある場合を除き、皆さんやライアットが仲裁手続によることを求められない場合には、カリフォルニア州ロサンゼルス郡所在の州裁判所及び連邦裁判所が専属的な管轄裁判所となり、皆さんとライアットは、それぞれかかる裁判所の裁判管轄に異議を述べる権利を放棄するものとします。連邦裁判所に管轄権がある場合において、本条項により、皆さんもライアットも州裁判所に提起された裁判を連邦裁判所へ移送する権利・権限を排除されることはないものとします。
韓国にお住いの場合
本規約及び本規約に起因し又はこれに関連するあらゆる行為については、韓国法を準拠法として解釈するものとします。
日本にお住いの場合
本規約及び本規約に起因し又はこれに関連するあらゆる行為については、日本法を準拠法として解釈するものとします。
シンガポール、フィリピン、タイ、マレーシア、又はインドネシア(以下あわせて「東南アジア」といいます。)にお住いの場合
本規約及び本規約に起因し又はこれに関連するあらゆる行為については、シンガポール法を準拠法として解釈するものとします。
欧州経済地域(EEA)、英国、ブラジル、その他本第15条で挙げられていない国や地域にお住いの場合
本規約及び本規約に起因し又はこれに関連するあらゆる行為については、抵触法に関する部分を除き、アイルランド法に準拠し、同法に基づいて解釈するものとします。
16. 紛争解決
16.1. ライアットとの間で解決できない問題が発生しました。これを解決するにはどうすればいいでしょうか?(皆さんがどこにお住まいなのか、によって変わってきます。)
- 皆さんが北米、中米、南米(ブラジルを除きます。)にお住いの場合、皆さんはRiot Games Inc.と契約し、同社からライアットのサービスの提供を受けることになり、紛争解決については本第16条A(紛争解決総論)及びBをお読み頂く必要があります。
- 皆さんが韓国にお住いの場合は、皆さんはRiot Games Korea Limitedと契約し、同社からライアットのサービスの提供を受けることになり、紛争解決については本第16条A(紛争解決総論)及びCをお読み頂く必要があります。
- 皆さんが日本にお住いの場合は、皆さんは合同会社ライアットゲームズと契約し、同社からライアットのサービスの提供を受けることになり、紛争解決については本第16条A(紛争解決総論)及びDをお読み頂く必要があります。
- 皆さんが東南アジアにお住いの場合は、皆さんはRiot Games Services PTE. LTD.と契約し、同社からライアットのサービスの提供を受けることになり、紛争解決については本第16条A(紛争解決総論)及びEをお読み頂く必要があります。
- 皆さんが欧州経済地域(EEA)、英国、ブラジル、その他本第16条で挙げられていない国や地域にお住いの場合は、皆さんはRiot Games Limitedと契約し、同社からライアットのサービスの提供を受けることになり、紛争解決については本第16条A(紛争解決総論)をお読み頂く必要があります。皆さんがEU(欧州連合)にお住いの場合、及び本第16条Fも適用されます。
A 紛争解決総論(お住まいの国や地域を問わず適用されます。)
16.2. ライアットとの紛争について、まず何をするべきでしょうか?(まずはライアットのプレイヤーサポートチームとの間で解決を試みて頂く必要があります。)
紛争というのは、双方にとってお金と時間がかかるものです(Valorantの世界の外では、正義はすぐにはもたらされません。)。本第16条においては、別途定めがある場合を除き、皆さんのライアットに対する(又はライアットの皆さんに対する)法的な請求を「本請求」といいます。皆さんがライアットに対して本請求を有すると考えるに至った場合、ライアットはまず皆さんに対してプレイヤーサポートに連絡して問題の内容を明らかにして、あるいは問題の解決を試みて頂くことをお願いします。それでも解決しない場合は、当事者は本請求が少額の場合には少額裁判所での調停や他の管轄地におけるこれに相当する手続等を申し立てることもできますし、少額でない場合には第16.1条の定めに従って本請求を解決することもできます。
B 北米、中米、南米(ブラジルを除きます。)にお住いの皆さんの特則
16.3. 紛争を非公式に解決できない場合、(皆さんが少額裁判所で審理してもらいたいと特にお望みの場合を除き)ほとんどの紛争は裁判ではなく仲裁手続により解決されます。
本請求は、明示的に本条の仲裁条項の例外とされる場合を除き、(裁判手続ではなく)私的な拘束力のある仲裁手続により解決されなければならないものとします。
16.4. 仲裁手続の前に非公式に交渉しなければならないのでしょうか?(はい。)
本請求についての解決を促進し、解決にかかる費用を節減するべく、皆さんとライアットとは、皆さんの居住地の少額裁判所で個別に本請求を申し立てることを皆さん又はライアットのいずれかが選択しない限り、本請求を申し立てる当事者は、まずは非公式に他方当事者と交渉しなければなりません。交渉を開始するにあたっては、本請求を申し立てる当事者は他方当事者へ本請求の根拠を十分に説明した通知(以下「本請求通知」といいます。)を送付しなければなりません。本請求通知は、以下の情報を含んでいる必要があります:
- 請求する当事者の名前
- 請求する当事者の住所(書面送付先)
- 本請求に関連するアカウントのユーザー名及びライアットID
- 本請求に関連するアカウントに関して登録された電子メールアドレス
- 本請求の法的根拠となる事実(損害の内容、金額及び算定根拠)
ライアットは、その裁量により、皆さんのアカウントを、本規約の違反その他の理由で、事前に通知することなく、一時的又は恒久的に停止することがあります。但し、ライアットが皆さんに対して本請求(損害賠償請求など)を有する場合には、ライアットは本請求通知を皆さんのアカウントに関して登録された電子メールアドレスへ送付します。皆さんがライアットに対して本請求(ライアットの処分が根拠を欠いているとの主張等)を有する場合には、皆さんの居住する国や地域のライアットの法人(本規約第18条に列挙されています)に対して本請求通知を送付して下さい。皆さんとライアットとは、本請求通知が送付されてから60日間、非公式な交渉を通じて本請求を解決するべく努力するものとします。当該交渉が決裂した場合、皆さん又はライアットのいずれかが仲裁申立書を提出して本請求に関する仲裁手続を開始することとなります。皆さんとライアットとは、まず本請求通知を送付し本請求の解決のために誠実に交渉することなく仲裁手続を開始しようとした場合には、裁判所の仮処分手続により本条に基づく仲裁手続申立前の義務の履行(本条に違反して申し立てられた仲裁手続の停止など)を強制することができるものとします。
16.5. 仲裁って一体、なんですか?(公的な機関ではなく、私的な機関による紛争解決方法です。裁判所や陪審員は登場しません。)
仲裁は、裁判官や陪審員ではなく、中立の第三者(仲裁人・仲裁委員)によって紛争を解決してもらうことを合意した場合の、代替的な紛争解決手続です。仲裁においては、紛争の当事者は、裁判所へ行かずに、私的に紛争を解決することができます。仲裁は、裁判所とは違った手続にしたがって行われ、手続開始前のディスカバリー(証拠開示)手続は裁判所におけるよりも限定的となっており、仲裁人(仲裁委員)による法的拘束力のある決定について、裁判所が口出しすることはほとんどありません(上訴審裁判所を含みます。)。
16.6. 仲裁によって、裁判所と同様の救済を受けられるのでしょうか?(ほぼ受けられます。)
仲裁人(仲裁委員)には、管轄裁判所で皆さんの個々の請求に対して与えられるような法令において認められ得る一切の法的救済を命じる権限があります(但し、当事者でない第三者に対して救済を与えることはできません。)。仲裁人(仲裁委員)による「仲裁判断」は、各請求について判断した部分と、仲裁判断の根拠となった事実認定と法的結論を簡潔に記載した部分から構成されます。仲裁判断は、最終的なもので、当事者に対して拘束力があります。必要に応じて、管轄裁判所による確認手続を経たうえで、裁判所の命令や判決と同じように執行することができます。
16.7.私以外の人の権利を仲裁手続で主張したり請求したりすることはできますか?(できません。)
皆さんとライアットは、いずれも他方に対して、あくまで自らの権利であるところの本請求を行使することができるに止まります。別途皆さんとライアットとの間で合意した場合を除き、仲裁人(仲裁委員)は、一人ないし一当事者の請求を複数併合したり、併合した手続や、代表訴訟、集団訴訟ないしこれらに準ずる手続を審理したりすることはできません。
16.8. 仲裁委員は、どのような問題について判断するのでしょうか?(ほぼすべての問題を判断します。)
仲裁人(仲裁委員)は、仲裁適合性、仲裁条項の有無・範囲・有効性・拘束力など、皆さんとライアットとの間で争いになっているあらゆる問題について判断します。つまり、本規約において明示的に裁判所が専属的な管轄を有すると定めている場合を除き、本請求に仲裁条項が適用されるのか、また仲裁合意が有効かつ拘束力のあるものなのか、といった点を含め、裁判所ではなく仲裁人(仲裁委員)が判断することになります。
16.9. 仲裁委員を監督するのは誰ですか?(NAMがその包括紛争解決規則・手続に基づき監督し、NAMが監督できない場合は、AAAがその消費者仲裁規則に基づき監督します。)
本請求は、National Arbitration and Mediation(NAM)がその最新の包括紛争解決規則・手続(本規約による修正を含みます)に基づいて解決されます。NAMを利用できない国や地域にお住いの皆さんについては、米国仲裁協会(AAA)がその消費者仲裁規則及び手続(本請求が消費者によるものである場合)又はその商事仲裁規則(いずれの場合も本規約による修正を含みます。)にしたがって運営します。本請求に適用される仲裁規則を以下「本仲裁規則」といいます。本仲裁規則と本規約との間に相違や齟齬が発生した場合には、本規約が優先します。仲裁機関は、本仲裁規則にしたがって、仲裁人(仲裁委員)を一人選びます。仲裁手続はFAA及び米国連邦仲裁法に準拠し、英語で行われます。
16.10. 仲裁は、どのように開始されますか?(ライアットか皆さんのどちらか一方が、他方当事者と仲裁機関に対して、状況と請求の内容を説明した書面を送ることにより開始されます。)
請求をしようとする当事者が本請求通知を送付し、紛争について60日間以上交渉した場合、いずれの当事者も仲裁手続を開始することができます。仲裁を開始した当事者を申立人といいます。仲裁手続を開始しようとする当事者は、本仲裁規則及び仲裁機関の定める手続にしたがって仲裁申立書を提出しなければなりません。詳細については、仲裁機関のウェブサイトをご覧下さい。NAMへの問い合わせはcommercial@namadr.comまでお願いしますます。
16.11. 仲裁の費用はどのような仕組みになっており、誰が払うのでしょうか?(裁判所の費用の仕組みととてもよく似ています。費用については仲裁機関の規則をご覧下さい。)
ライアットからあなたに対して仲裁手続を申し立てた場合、ライアットが申立費用を含む仲裁に関するすべての費用を負担します。あなたからライアットに対して仲裁手続を申し立てた場合、あなたが返金不可の申立費用その他仲裁機関によって求められる費用をすべて負担します。あなたが弁護士を代理人として立てることを選んだ場合、特に法令に定めのある場合を除き、あなたが自らの弁護士報酬及び関連費用をすべて負担します。
仲裁機関は、仲裁人(仲裁委員)へ支払う時間給など紛争解決にかかる費用を請求します。一般的に、消費者の紛争については、仲裁機関は、決定の勝敗を問わず、消費者ではなく会社側にそれらの費用を負担することを求めます。本仲裁規則又は法令に定める限られた場合に限って、ライアットは仲裁人(仲裁委員)に対して仲裁の費用を消費者に対して請求するように求めることができます。但し、あなたが悪意をもって、あるいは十分な根拠なく本請求を行った場合やあなたが手続に関して本仲裁規則に違反した場合には、ライアットは仲裁機関に対して処分を科すことを求める場合があり、そこには仲裁費用をあなたが負担することを命じるという処分も含まれます。
16.12. 仲裁手続は、どこでどのように行われるのでしょうか?
本請求の請求金額が1万米ドル未満の場合は、仲裁人(仲裁委員)は特に必要があると判断した場合を除き、当事者からの聴取の手続を設けることなく提出された書面のみに基づいて決定を行います。請求金額が1万米ドル以上の場合(又は1万米ドル未満であっても仲裁人が聴取の手続が必要であると判断した場合)は、(仲裁人が出頭してもらう必要であると判断した場合を除き)ビデオ・電話会議にて聴取の手続が行われます。出頭が必要とされ、あなたが米国内に居住している場合には、聴取はカリフォルニア州ロサンゼルスで行われます(但し、それがあなたにとって困難であると仲裁人が判断した場合には、あなたの居住する州や都市で行われることがあります。)。あなたが米国外に居住している場合、ビデオ会議が推奨されますが、出頭がどうしても必要な場合は本仲裁規則に基づいて場所が決定されます。
16.13. どのような請求が仲裁の要件から外れますか?
いくつかの種類の請求については、例外的に仲裁の要件から外れます。例外とされるのは、(1) 個別の請求が少額裁判所へ提起できる要件を満たす場合、(2) 法令の定めに従って政府機関を通じた執行手続を行う場合、(3) 従前の仲裁決定の遵守を求める申し立てを行う場合、(4) 仲裁手続が進んでいる状況で現状を維持するための仮処分を申し立てる場合、(5) 知的財産権侵害又はソーシャルエンジニアリングに関連する請求の場合、(6) 確定した集団訴訟和解適用事件においてあなたが和解から離脱(オプトアウト)した場合、及び (7) 仲裁手続が集団ではなく個別に行われなければならないという要件を法的に強制する必要がある場合です。
16.14. 当事者は和解又は「Offer of Judgment」の申し出をすることはできるのでしょうか?(できます。)
仲裁手続中いつでも、皆さんとライアットはどちらからでも、他方当事者に対して書面で和解の申し出をすることができます。また、いずれの当事者も、一定の争点についての決定を可能とするために、書面により「Offer of Judgment」の申し出をすることもできます。申し出を受けた当事者が「Offer of Judgment」を受け入れて受諾書を仲裁人(仲裁委員)へ提出した場合、当該争点についての決定がなされます。「Offer of Judgment」が聴取手続の日又は申出から30日目のいずれか早く到来した日までに受諾されず、受諾しなかった当事者が申出よりも有利な決定を仲裁人(仲裁手続)に出してもらえなかった場合には、法令及び本仲裁規則で認められた範囲において、申出を拒絶した当事者が「Offer of Judgment」の申出以降の仲裁費用(仲裁機関に支払うすべての費用を含みます。)を負担することになります。
16.15. 仲裁合意を取り消したり、同意を撤回したらどうなりますか?(合意や同意は有効に存続します。)
仲裁の合意は、法令により失効したものとみなされた場合を含め、皆さんとライアットとの合意が失効したり解約されたりした場合であっても効力を維持するものとします。
16.16. 他の人が本請求と同様の申立をした場合や、ライアットが他の人に申し立てをした場合はどうなりますか?(以下のとおりです。)
本請求と同様の内容の本請求通知が25通以上送付され、代理人が同一(又は共同代理人)の場合、「集団仲裁事件」とみなされ、本規約の定めに従って申し立てがなされている限りにおいて、本仲裁規則に基づき集団申立(又は集団事件申立)として扱われます。ライアット又はあなたのいずれかが他方当事者に対して事件が集団仲裁事件であるとの認識を通知することができ、事件が合意における集団仲裁事件の定義に該当するかどうかの判断は仲裁機関によって判断されることとなります。
本請求通知を発送した当事者が、通知を受領した当事者から当該事件が集団仲裁事件に該当するとの認識を通知された場合、本請求に関する仲裁申立は以下に定める先例となる事件によって認められた仲裁機関を除いて申し立てることができなくなりますが、消滅時効は本請求通知に記載されたすべての本請求について、本請求通知が当事者のいずれかによって受領されてから本規約に基づき集団仲裁事件が仲裁機関又は裁判所へ提起されるまで中断されます。
集団仲裁事件の代理人がライアットへ全てないしほとんどの仲裁の通知が提出されたことを伝えた場合、両当事者の代理人は先例となる仲裁事件として進めるべき事件の数について誠実に協議しなければならない(事件の数は、両当事者の実体法上の権利の有無を明らかにするのに十分な数でなければならない。)。両当事者の代理人が先例となる事件の数について協議開始後30日以内に合意できない場合には、仲裁機関によって(又は仲裁機関の判断によってえらばれた仲裁人によって)すみやかに偶数の事件数が決定されるものとします。仲裁機関によって決定される場合、仲裁機関は両当事者の実体法上の権利の有無を明らかにするのに十分な数を決定するものとします。仲裁機関がかかる決定をするにあたって考慮することのできる要素には、紛争の複雑さ、事件における事実や適用法令の重複度合い、別々の仲裁機関に係属している場合には先例となる事件を担当する仲裁機関の能力などが含まれます。当事者や仲裁機関が事実や適用法令の違いが仲裁を行う先例事件の数に影響を及ぼすと判断した場合には、当事者又は仲裁機関において事件をこれらの違いに基づいてグループ分けして、各グループどの事件を先例となる事件として仲裁を行うべきなのかを判断することになります。先例となる事件の数が合意や仲裁機関の判断により決定された場合、各当事者が本請求通知を送った請求者の中からその半分ずつの数を選び出し、それらの選ばれた事件のみが仲裁機関に申し立てられることとなります(そして先例となる事件にかかる費用のみが調査されます。)。両当事者が先例となる事件を選べない場合は、仲裁機関が無作為に各グループから選び出します。
あなたとライアットとは、あなたの本請求(又はあなたに対する本請求)が集団仲裁事件に該当するのに先例となる事件に選ばれていない場合であっても、この先例となる事件の選定手続によってあなたの本請求に関する決定が遅れる場合があることを予め確認します。別途当事者間で合意がない限り、先例となる事件に選ばれた集団仲裁事件のそれぞれを一人の仲裁人(仲裁委員)が担当し、1人の仲裁人(仲裁委員)には1件の集団仲裁事件のみ担当させることができます。仲裁機関は、先例となる事件の仲裁手続が同時に(あるいは少なくとも実務的に可能な限り迅速に)進捗するように商業上の合理的な努力をするものとします。すべての先例となる事件が終結し(又は当事者の代理人同士が合意した場合にはその時点で)当事者は残りの集団仲裁事件についての調停手続に従事することになります。その費用については、当事者間の合意又は(当事者が合意しない場合は)仲裁機関により決定されます。ライアットと請求者の代理人は、先例となる事件がすべて終結してから30日以内に調停人を合意により決定するものとします。当事者が30日以内に合意できない場合には、仲裁機関が調停人を選定します。ライアット及び請求者の代理人は、調停人が選任された後、調停がなるべく迅速に予定されるように協力し合うものとします。調停手続によってすべての事件の解決にならない場合、本条の仲裁の要請はその他の集団仲裁事件には適用されません。残りの事件については、カリフォルニア州ロサンゼルス郡の州裁判所又は(連邦裁判所に管轄がある場合には)カリフォルニア州セントラル地区の米国連邦地方裁判所に提起することができ、本規約においてあなたはこれらの専属的管轄に合意したものとみなされます。このパラグラフの定めによりあなた又はライアットが州裁判所に係属する事件を連邦裁判所へ移管させることを(それが法令により可能な場合には)禁じられることはありません。上記が適用になる場合で、あなたが他の方々と同じ請求をしており、同一の代理人(又は共同代理人)がいる場合、あなたはすべての事件を併合することについて異議を申し立てる権利を放棄したものとみなされます。従前において仲裁合意の対象となっていた請求が裁判所に申し立てられた場合、かかる請求をする当事者は同じ集団訴訟として取り扱われることを求めることができますが、法令において認められ得る限りにおいて、同じ集団訴訟の対象となり得るのは本請求通知を送付した同一の代理人(又は共同代理人)のついた事件で、先例となる事件に関する仲裁手続において解決されなかった事件に限られるものとします。いずれの当事者も、訴訟のいずれの段階においても、それが可能な場合には集団訴訟として扱うことについて異議を申し立てることができるものとします。
裁判所は、集団仲裁事件における先例となる事件に関する手続を執行する権限を有し、これに違反してなされた訴訟提起や仲裁の要求については禁止することができるものとします。
16.17. 本規約の仲裁に関する条件の一部が法的拘束力を否定された場合はどうなりますか?(法的拘束力がある部分については最大限そのまま有効なものとして維持しますが、一つ例外があります。)
本第16条の全部又は一部が法的に無効、執行不能、又は違法とされた場合、その部分は分離するものとし、第16条のその他の部分については有効なものとして維持し、無効等とされた部分がそもそも存在しなかったものとして解釈されるものとします。唯一の例外は、集団仲裁の禁止に関する定めが無効、執行不能、又は違法と判断された場合には、本第16条の全体(後述の集団訴訟の法規に関する定めが有効な場合にはこれを除きます。)が無効かつ執行不能とみなされるものとし、あらゆる紛争は本規約の管轄及び準拠法の定めに従って裁判により解決されるものとします。
16.18. 集団訴訟を提起することはできますか?(できません。この点は非常に重要です。)
法令に基づき認められる範囲において、仲裁による解決が求められるあなたとライアットとの間の請求については(上述した集団仲裁事件における限定的な場合を除き)すべて個別に紛争、請求又は異議を申し立てるものとし、①集団訴訟や代表訴訟、又は集団的仲裁その他の特定の個人や法人が(市民側代理人のようなかたちで)他を代表・代理して申し立てる手続を開始したり、参加したりしてはならず、②全当事者が同意することなく個々の手続を併合したり、他者をして併合させたりしてはならないものとします。
16.19. 私が本請求通知を送付した後に本規約が改定された場合はどうなりますか?
本規約第10.1条において定めている通り、ライアットは本規約をその裁量により変更することができますが、いったん本請求通知が送付されると、ライアットは本請求を仲裁により解決する旨の定めを変更することは(当該変更が請求者にとって有利ではない場合には)できなくなります。変更後の手続が請求者にとって有利かどうかは、仲裁人(仲裁委員)によって判断される事項であり、複数の請求者が集団仲裁事件において請求している場合には、変更後の定めが当該集団仲裁事件に対して適用されるかどうかは仲裁機関によって判断されることとなります。
16.20. 仲裁条項の適用をオプトアウトすることはできますか?(本規約にいったん同意してから30日間はオプトアウトできます。)
あなたは、本請求を仲裁により解決する旨の定めからオプトアウトし、これに拘束されないことを選択する権利を有しています。かかる権利を行使するためには、あなたは書面によりかかる意思決定を以下の宛先まで通知する必要があります:
Riot Games, Inc.
Attn: Legal Department
12333 West Olympic Blvd.
Los Angeles, CA 90064
United States
上記の通知には、あなたの氏名、住所、ライアットアカウント情報を明記し、本規約の仲裁条項に拘束される意思がないことを明記する必要があります。かかる意思表示が有効とされるためには、法令によりより長い期間が必要とされている場合を除き、本規約に同意してから30日以内の日付の消印又は発送したことの記録が必要であり、これがなければあなたは本条の仲裁条項に拘束されます。あなたはライアットがオプトアウトの通知を確実に受け取るように万全を期す責任があり、ライアットへ配達されたことの記録が残るような方法で通知を送る方がいいでしょう。あなたが本条の定めからオプトアウトする場合、ライアットもあなたとの紛争に関して本条の定めに拘束されなくなります。オプトアウトの要請をすることであなたは裁判所に本請求を個別に(本規約の管轄の定めに従って)申し立てることができるようになりますが、集団訴訟の放棄が法令上認められる範囲において適用されることに変わりはありません。
C 韓国にお住いの皆さんの特則
本規約又はライアットのサービスに関して発生する紛争については、韓国の民事訴訟法の定めに基づいて管轄権を持つ裁判所にて解決するものとします。
D 日本にお住いの皆さんの特則
本規約もしくはライアットのサービスに起因し、又はこれに関連して発生するライアットと皆さんとの間のあらゆる紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
E 東南アジアにお住いの皆さんの特則
本規約の存在、効力、解約に関する問題など、本規約もしくはライアットのサービスに起因し、又はこれらに関連して発生する紛争、請求、意見の相違については、シンガポール国際仲裁センター(以下「SIAC」といいます。)の運営する仲裁手続によって、当該時点において効力を有するSIACの仲裁規則(本条で参照することによって本規約の一部とみなされます。)にしたがって、審理し、最終的に解決するものとします。仲裁の場所はシンガポールとします。仲裁人(仲裁委員)は3名、仲裁の言語は英語とします。
F 欧州経済地域(EEA)にお住いの皆さんの特則
16.15. 私には、他に紛争解決の手段はないのでしょうか?
皆さんが欧州経済地域(EEA)内にお住いの場合、欧州委員会のオンライン紛争解決プラットフォームに申し立てることもできます。
皆さんが申し立てをしてから1年以内に、調停手続を通じて、ライアットとの紛争の解決を求めることもできます。これによって、皆さんが裁判所で法的手続きを開始する権利が制限されることはありません。
17. ライアットのサービスに適用される追加条項
皆さんは、以下の各事項に合意した場合には、ライアットが権限を与える第三者が運営するストアやプラットフォームを通じて提供しているライアットのサービスにアクセスすることができます(かかるストア、ゲームシステム、コンソール又はプラットフォームを提供している第三者を「他社プラットフォーム」といいます。)。
- 本規約は、皆さんとライアットとの間の契約であり、皆さんと他社プラットフォームとの間の契約ではありません。ライアットと他社プラットフォームとの間においては、ライアットのサービス自体については、ライアットが責任を負うものとされています。
- 他社プラットフォームは、ライアットのサービス自体についてメンテナンスやサポートを提供する義務を負うものではありません。
- 他社プラットフォームは、ライアットのサービス自体やその使用や保有に関する皆さんの請求について対応する責任を負うものではありません。
- ライアットのサービスが第三者の知的財産権を侵害している、という主張があった場合、他社プラットフォームとライアットとの間において、他社プラットフォームは、かかる主張について調査したり、反論したり、示談したり、対応したりする責任を負うものとはされていません。
- 他社プラットフォームとその子会社は、ライアットのサービスについて皆さんが有するライセンス(利用許諾)に関しては、本規約における第三受益者になります。皆さんが本規約に同意すると、皆さんがライアットのサービスについて有するライセンス(利用許諾)に関して、他社プラットフォームも本第17条及び第19.9条に合意したものとみなされ、第三受益者としてこれらに基づく権利を皆さんに対して主張することができるようになります。
- 皆さんは、他社プラットフォームへアクセスしたり、これを使用したりする場合には、皆さんがライアットのゲーム、バーチャルコンテンツその他のライアットのサービスをダウンロードし、ストリーミングし、アクセスし、又は使用する際に別途そこで適用されるサービス条項やライセンス規約などについても遵守しなければなりません。
18. ライアットのグループ会社
ライアットは、世界中にある多数の異なる法人により構成されています。本規約は、皆さんと皆さんの住む国や地域においてライアットのサービスを提供する特定の法人(以下参照)との間の合意です。
皆さんが北米、中米、南米(ブラジルを除きます。)にお住いの場合
Riot Games, Inc.
Attn: Legal Department
12333 West Olympic Blvd.
Los Angeles, CA 90064
United States
皆さんが韓国にお住いの場合
Riot Games Korea, Ltd.
Attn: Legal Department
30th floor, Parnas Tower, 521 Teheran-ro, Gangnam-gu
Seoul, Korea
皆さんが日本にお住いの場合
東京都港区六本木六丁目10番1号
六本木ヒルズ森タワー34階
合同会社ライアットゲームズ
(別途定めがある場合を除き、通知は「リーガル」宛へお願いします。)
皆さんが東南アジアにお住いの場合
Riot Games Services PTE. LTD.
Attn: Legal Department
51 Bras Basah Rd, #05-01, S5008 & S5009,
Singapore 189554
皆さんが欧州経済地域(EEA)、英国又はブラジルにお住いの場合
Riot Games Ltd.
Attn: Legal Department
PO Box 11989
Dublin 2, Ireland
19. 雑則
19.1. ライアットのサービスについて分からない点がある場合、どうすればいいでしょうか?(ヨードル・コールセンターが開設されるまでの間は、Eメールでお問い合わせ下さい。)
ライアットのサービスについてご質問がある場合など、ライアットに連絡を取りたい場合には、support@riotgames.comへEメールで、ライアットのサポートまでご連絡下さい。
19.2. 本規約に基づく契約上の地位を譲渡することができますか?(いいえ、他方当事者の同意がなければ譲渡できません。)
皆さんもライアットも、本規約に基づく権利の全部又は一部を、他方当事者から事前に書面による同意をもらうことなく、第三者へ譲渡することはできません。相手方当事者に無断で行った譲渡はすべて無効となります。
19.3. ライアットと私との契約内容は、本規約に書かれていることが全てですか?(本規約の中で参照されている各ポリシーも含め、本規約に書かれていることが全てです。)
本規約は、ライアットのサービスに関する皆さんとライアットとの間の完全な合意を構成し、これ以前に皆さんとライアットとの間でなされた他の一切の合意に優先します。但し、本規約は、本規約で参照されたライアットの他のポリシーとあわせて効力を有するものであり、それらのポリシーよりも優先するものではありません。皆さんも、ライアットも、いずれも本規約で明示的に定められていない権利義務や条件、表明保証などに依拠していないことを確認します。
19.4. 自然災害によってゲームが妨げられた場合どうなりますか?(ライアットは責任を負いかねます。)
ライアットは、①ハッキング、サイバー攻撃、データの破壊・損失(かかる事態の発生を避けるために同業他社が通常取るであろう措置をとった場合)、又は②天変地異、戦争、テロ、爆弾の脅迫、暴動、通商禁止、民衆・軍当局の行為、火災、洪水、事故、ストライキ、もしくは輸送機関、燃料、エネルギー、労働力、資源の不足など、不測の事態やライアットのコントロール外の原因によるサービス提供の遅延又は不履行については、一切責任を負いません。なお、本規定により消費者保護に関する法令に基づいて皆さんが有する権利が制限されたり影響を受けたりすることはありません。
19.5. 本規約に同意することによって、私とライアットとの間に組合やパートナーシップといった関係が成立しますか?(法的な意味では、成立しません。)
皆さんは、本規約に同意したこと、又はライアットのサービスを利用したことをもって、合弁事業(ジョイントベンチャー)、組合(パートナーシップ)、雇用、又は代理人(代理店)といった関係がライアットとの間に生じることはないことに同意します。
19.6. 私が本規約に違反しているのに、ライアットから長期間何も言われなかった場合、私は違反について責任を問われることはない、と考えていいですか?(いいえ。ライアットは、違反について責任を追求する権利を放棄したわけではありません。)
ライアットが本規約の条項のいずれかについて、遵守を求める措置を取らなかった場合であっても、ライアットがかかる条項に基づく現在又は将来の権利を放棄したものと解釈することはできず、将来的に当事者がかかる条項に基づく権利行使を妨げることは一切ないものとします。ライアットが、本規約に基づく権利のいずれかを明示的に放棄した場合であっても、かかる条項に基づく将来の権利まで放棄したものと解釈することはできないものとします。
19.7. 私が本規約に違反した場合、ライアットはどのような請求をすることができるのでしょうか?
第3.2条など本規約の定めには皆さんが違反するとライアットに取り返しのつかない損害が発生し、金銭的賠償だけではライアットにとって十分な救済とならない場合があります。ライアットは、本条に基づき、仮処分や特定履行の請求などを求める場合がございます。
19.8. ライアットへ法的な通知をする必要がある場合、どちらの宛先へ送付すればいいでしょうか?(法的な通知を送る必要がなければ、それに越したことはありませんが、その必要がある場合は…)
本規約で別途明記されている場合や皆さんのお住まいの国や地域で別途の方法が特に認められる場合を除き、皆さんからの全ての通知は、本規約第18条に定める、皆さんへライアットのサービスを提供している法人宛に書面で行って頂く必要がございます。
19.9. 私が米国政府によりテロリストの可能性がある人物とされていたり、通商禁止措置の取られた国に住んでいたりする場合、私はライアットのゲームをプレイできるのでしょうか?(いいえ。)
ライアットのサービスの多くは米国で開発されていますので、①米国財務省海外資産管理局のSDN(Specially Designated Nationals and blocked Persons)リスト、②米国商務省産業安全保障局の取引禁止(Denied Persons)リストや懸念顧客者(Parties of Concern)リスト、あるいは③その他、米国当局が定めた類似のリストにあなたの名前が入っている場合には、あなたはライアットのサービスを利用することはできません。皆さんには、通商禁止措置の取られた国にいないこと、こうした国の支配を受けていないこと、こうした国の国民や住民ではないことを表明し、保証して頂きます。
20.10. 本規約の一部が無効とされた場合、その他の部分はどうなりますか?(ザックと同じ様に、本規約の一部分が失われますが、その他の部分は生き残ります。)
本規約に別途定めがある場合を除き、本規約の特定の条項が理由を問わず無効又は執行不可能とされた場合、かかる条項は、本規約から切り離され、本規約のその他の条項についてはそのまま有効とします。
19.11. 見出しにも法的拘束力がありますか?(いいえ。これらの見出しは、ライアットのリーガル担当者が、キャッチーで面白いものにしようと頑張った結果です。担当者以外も、これらの見出しを面白いと感じたのでしょう。)
本規約の見出しとそれに続く括弧書きの部分は、見やすさと面白さのために記載されているものに過ぎず、何の法的効力もありません。
19.12. 本規約の有効期間はいつまでですか?(皆さんがライアットのサービスを利用しなくなるまで、又は皆さんのアカウントが停止されるまでの間は、有効です。条項の中にはクロノシフトされており、その条項は永遠に有効です。)
本規約は、皆さんが本規約に同意した日に発効し、ライアットのサービスを利用し、又はアカウントを保持している限り有効です。但し、第2.3条、第3.2条、第4.3条、第4.4条、第4.5条、第5.1条、第6条、第8条、及び第13条乃至第18条は、本規約の終了後も存続します。
19.13. 本規約において「含む」という場合、そこで列挙されていないものは排除する趣旨ですか?(いいえ。)
本規約において「含む」という場合、「~を含むが、これ(ら)に限られない」という意味です。
下の「承諾」ボタンを選択し、又はライアットのサービスを使用したり、アクセスしたりすれば、本規約の条項に拘束されることをここに確認し、同意します。