リーグ・オブ・レジェンドプレイヤーはこれまでにもさまざまなコミュニティーに対するチャリティー活動を重ねてきた歴史があります。過去数年でLoLプレイヤーは世界中の25にもおよぶ多様なチャリティー団体に対し1500万ドル以上の寄付を行っており、中でもダークスター チョ=ガスのチャリティーキャンペーンは優れた慈善活動として賞を獲得しています。これは団結したゲーミングコミュニティーには大事を成し遂げる力があることの証左とも言えるでしょう。
社会的インパクトをレベルアップするために
今年前半、Riot Gamesは世界中で切迫した課題に取り組むさまざまな団体に直接的な投資を行えるようにするため、ベンチャーフィランソロピー基金「Riot Games Social Impact Fund」を立ち上げました。
端的に言えば、この基金の設立によりRiot(つまりプレイヤー)はより迅速に、かつ拡張性の高い形で世界的な変化の推進に寄与できるようになります。この基金の設立以来、Riotはプレイヤーに代わって教育および機会の平等、そしてグローバル公民権の促進に取り組む団体に対して400万ドル以上の寄付を実施しています。同基金は成長を遂げた企業の責務として、その影響力を人類の発展に貢献するために設立されたものです。
つまりどういう事?
Riot Games Social Impact Fundはデベロッパー/パブリッシャーであるRiot Gamesとは独立した団体です。また同団体は、Riotが定める注目領域にポジティブな社会的影響を与えることを目指して全資金を運用する仕組みを取っています。
- 基金設立により、ポジティブな社会的変化促進を追求する際に投資・資金分配の戦略性が向上し、パートナー連携可能な団体が増加します。
- 新たな組織構造では、基金の利用方法や世界各地でのパートナー選定をよりクリエイティブに実施できるようになります。Riot単身では、世界が直面している困難を解決することはできないため、この点は特に重要です。
- 私たちはコミュニティーが抱える重要な問題に取り組む団体、壮大な目標に取り組む団体、恵まれない人々の平等を追求する団体を支援し続けます。
- また本基金の設立により、Riotは複数のゲームが存在する世界における各プレイヤーの影響力を拡大しながら、より多くのコミュニティーメンバーと活動を共にすることが可能になります。今後はすべてのゲーム内チャリティーコンテンツがSocial Impact Fundの共同資金となるため、そこから生じる社会的インパクトを最大化できます。
謝辞
Riotを代表して、全プレイヤーの善意、献身、熱意に感謝申し上げます。社会的インパクトに向けた取り組みはこの基金が初めてではありませんが、その規模は間違いなくこれまでで最大級です。「社会にポジティブな影響を与えていく」という共同作業はまだ始まったばかりですが、これからの飛翔が今から楽しみでなりません。
Jeffrey "Kushnood" Burrell
Jeffrey Burrellはソーシャルインパクトの代表兼Riot Games Social Impact Fundのエグゼクティブディレクターです。彼はあらゆる社会的影響や環境持続可能性に関する活動を統括しており、その活動の中にはライアットの5つのタイトルにおけるゲーム内のチャリティー募金、ソーシャルインパクト基金による世界的な資金や助成金の分配、社内の従業員によるチャリティー募金やボランティア活動などがあります。また、Jeffreyはノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを、ハーバード・ケネディ・スクールでMPAを取得しています。