中国の春節、韓国のソルラル、ベトナムのテト…旧正月は、世界中で最も多様に祝われている祝日の一つです。太陰暦の年明けにあわせて、アジアに住む多くの人々、そしてアジア文化を持つ世界中の人々がお祝いを始めます。旧正月のお祝いは、場合によっては数週間に及ぶこともあるそうです。中国では、子供たちが赤い封筒に入ったお年玉を受け取ります。韓国では、自分たちの先祖に敬意を表したあと、ユンノリというゲームで遊ぶことが一般的です。ベトナムでは、桃の花や金柑の木が家々に飾られます。
旧正月を祝う方法は文化によって様々ですが、共通する点も多くあります。どの地域の旧正月でも中心となるのは家族であり、その場に欠かせないのが料理です。来たる年に幸運がもたらされることを願って、赤と黄色のテーマカラーが文化を越えて用いられています。
旧正月は私たちにとっても重要です。リーグ・オブ・レジェンド(LoL)、ワイルドリフト、チームファイト タクティクス(TFT)では、ゲーム内で毎年開催される旧正月の祭典「ルナーフェスティバル」が今年も開かれました。ルナーフェスティバルのシネマティックでは、一緒にお祭りへと向かうチャンピオンやリトルレジェンドたちが描かれています。
旧正月では実家へ帰省することが一般的ということで、ワイルドリフトではネクサスを提灯で飾り、“帰る場所”としての重要性を示すことにしました。また、ケイトリンによる切り絵ワークショップが開かれたり、プレイヤーは「神話創生」スキンが実装された5体のチャンピオンたちのために、様々な食べ物を用意することになりました。
LoLではガリオ、ガレン、イレリア、シヴィア、ザイラに「神話創生」スキンが、そしてアッシュ、マルファイト、カ=ジックス、スレッシュ、キヤナには「月の神々」スキンが新たに実装されました。
TFTのルナーフェスティバルでは、月の祭典をテーマにしたリトルレジェンドや、アリーナ「金兎の家」、TFT初となる期間限定モード「幸運の祝福」が登場しました。
お祝いはゲームの外でも行われ、上海からロサンゼルスまで、多くのライアターたちが卯年(ベトナムでは猫年)の始まりをお祝いすべく、精力的に取り組みました。
世界中のライアターが旧正月をお祝い
上海オフィスのライアターは、自貢灯会の実行委員会(Zigong Lantern Show Association)と共同でルーンテラをテーマにした灯籠ショーを企画しました。中国でも随一の規模と歴史を持つ灯籠ショー「自貢灯会(Zigong Lantern Show Exhibition)」は、1月17日から3月31日まで開催され、この期間中に、50万人以上の旅行者が中国四川省にある公園を訪れる見込みです。
旧正月には様々な伝統があります。灯籠の他にも、ハサミによって美しい芸術作品を作り出す切り絵の祭典が有名です。Tencentと提携する中国のライアターは、中国剪纸博物馆(China Paper Cutting Museum)と共同し、ライアットらしさを活かしたアーティスティックなショーケースを制作しました。
シンガポールのライアターは旧正月を祝うために、ローヘイ(刺身のサラダを豪快に食べる行事)を行い、その後は家族と一緒にお祝いするため、オフィスの大部分が休暇に入ります。ライアットの最も新しいオフィスがあるシドニーでは、金色の硬貨が入った幸運の赤い封筒でお祝いします。多くのライアットオフィスでは旧正月を祝うため、パントリーが食料といつもよりちょっと多めの幸運でいっぱいになります。
ロサンゼルスのナイトマーケット
ロサンゼルスの本社では、アジア・太平洋諸島系ライアターのためのインクルージョングループであるAPI(Asian and Pacific Islanders)がこの祝典の主役となりました。
ナイトマーケットが開催され、龍舞やユンノリ、そして旧正月のお祝いに欠かせない伝統料理が登場しました。
さらに、本社構内にあるコーヒーショップ「Bilgewater Brew」では、特製のミルクティーが提供され、メイン通路には新しい年の幸運を願う札を下げた木が飾り付けられました。