6月も7月も過ぎ去ってしまいましたが、世界ではプライドが一年を通して祝われています。8月のプライド アムステルダムにしても、3月のシドニーのプライド マルディ・グラにしても、プライド月間は1年間に1か月だけというわけではありません。もちろん私たちのアイデンティティーに関しても同じことが言えます。
ライアットゲームズは、プライド月間にかかわらず日々アイデンティティーを祝福し、キャラクターのストーリーを深め、LGBTQIA+コミュニティーがより多くの機会を手にできるように奮闘すべきだと考えています。とは言いましても、最も一般的にプライドを祝う月は6月です。これはプレイヤーとライアターどちらにとっても非常に特別な月であるため、今年のプライド月間を振り返り、プライド2023の大切なひと時を皆さんに共有したいと思います。
コミュニティーのお祝いの中心にあるアート
今年のプライド月間では、LGBTQIA+コミュニティーに属する世界中のアーティストたちとキャンバスを共有しました。作品は以下のとおりです。
カ・サンテの貢献
2018年のプライド月間にLGBTQIA+コミュニティーをゲーム内で祝福するようになって以来、コレクションはコミュニティー/選択肢/スタイルの全方位的に充実し続けてきました。社会というモザイク画が各個人のアイデンティティーで構成されているのと同様、そこには多様性が必要だからです。2023年では、私たちのすべてのゲームに、エモートからガンバディーまで様々な新コンテンツがプライドのために追加されました。
Worlds 2022の期間中にリル・ナズ・Xと協力してシュリーマ出身のタンクをリリースしたところ、今年のプライド月間でカ・サンテが注目を集めました。カ・サンテがトップレーンでエントーフォを振り回すこと以外に得意なことといえば、恥ずかしがらずに自分らしさを出して歩くことでしょう。
アーティストとその物語
作品をご覧になったところで、今度はアーティストをご紹介します。このようなインスピレーション豊かなコミュニティーメンバーやユニークな才能を持ったアーティストたちと仕事ができて嬉しく思います。この7人のアーティストの皆さん、Luz Danaee、Mango、Hekatiane、SuperRisu、Ryuun Art、Unholythorne、ARTeapotは、アートが完成していく舞台裏の様子を紹介してくれました。
Stand together and celebrate🏳️🌈✨🎨 by @arteapotstudio
— Riot Games (@riotgames) June 2, 2023
“I created my first League of Legends art in 2013 when Jinx was released because she looked fun. But it was Illaoi who really captured my heart and I began diving into League as a game.” 🏳️🌈✨ pic.twitter.com/W6ONAYWUoU
パイを使ったマッチングギフト
ライアター全員が対象となるマッチングギフトプログラムでは、ライアターが大切にしている慈善活動のために、ライアットは常にライアターと同額の寄付を行っています。今年のプライド月間でも、ライアットはマッチングギフトを行い、ライアターによる寄付金額の倍の金額を承認されたLGBTQIA+のチャリティー団体に寄付しました。『リーグ・オブ・レジェンド』のエグゼクティブプロデューサーであり、LGBTQIA+ライアターのためのRioter Inclusion Group(RIG)であるRainbow Rioters North AmericaのエグゼクティブスポンサーでもあるJeremy Leeは、寄付へのさらなるインセンティブとして、寄付のマイルストーンが達成された際の個人的な目標をいくつか決めました。
最初のマイルストーンでは、キャンパス内のコーヒーショップであるBilgewater Brewで、バリスタとともにユニークなドリンクを作って振舞いました。
2つ目のマイルストーンでは、LoLのチャンピオンの絵を描くか、真似をするか、トリビアに答えなければなりません。間違えると、バナナクリームパイが顔めがけて飛んできます。かなり善戦しましたが、パイを避けることはできませんでした。ヴィエゴの剣を絵に描いたことはありますか?柄の部分が非常に巧妙な作りになっているんですよね。
最後のマイルストーンでは、プレイヤーが作ったポロのカップケーキを再現するにあたり、オフィスでも有名なJeremyのベーキングの腕前が試されることとなりました。プロからのヒントをお伝えすると、ポロの毛皮を再現するには、ココナッツフレークが驚くほど適しているそうですよ。
メキシコシティオフィスのオールアウト
メキシコシティのライアターは、プライドを祝うため、私たちのゲームへの愛を日頃からアートを通して伝えてくれている6人のLGBTQIA+クリエイターに17点のイラストレーションの作成を依頼しました。
また、ラテンアメリカのコンテンツクリエイター、ストリーマーであり、コスプレイヤーでもあるMollyとShemaを招待し、動画パッチノートの特別版をホストしていただきました。ここでは、ゲーム内のプライドのお祝いについてやLGBTQIA+コミュニティーの一部としての個人的なお話をシェアしていただきました。
プライドをeスポーツの舞台へ
Ignis CupにおけるCBLoLプライドの祝福
ブラジルは大々的にプライドを祝福することで知られています。今年は、ブラジルの女性のみのLoLトーナメントであるIgnis Cupのグランドファイナルにて、CBLoLの舞台がレインボーカラーに灯されました。そして、ファンの皆さんは素晴らしいコスプレで私たちと一緒にお祝いしてくれ、なかにはレインボーカラーのLoLグッズを手にして家に帰っていく方もいました。
LCSのプライドナイト
6月30日、LCSはロサンゼルスのRiot Games Arenaで、プライドをテーマとする配信とアフターパーティーを行いました。そしてチームは、LGBTQIA+コミュニティーのための教育やさまざまな擁護活動を行うQueer Women in Esportsといった地元の組織と協力しました。
また、LGBTQIA+のシェフが所有、運営するフードトラックやシャツをレインボー柄にタイダイ染めをするステーションなど、LCSチームの大勢がユニークなブースでプライドを表現していました。
LECでの祝福
LECもこのお祝いに参加したことにお気づきのことでしょう。6月の間はコマーシャル中とその後、さらにイベントの始まりから終わりまで、アップデートされたレインボーカラーのLECサイネージが飾られました。
イベントに足を運んでくれたファンの皆さん全員に、LECプライドピンを無料でお配りし、皆さんは色とりどりのコスチュームでイベントを祝ってくれました。
シンガポールのプライド
毎年、プライドの時期になるとレインボーライアターは注目を浴びます。RIGは常に全社員に開放されていますが、ライアットのグローバルD&Iチームは今年の初めにAPAC Rainbow Rioters RIGを立ち上げ、その地域を拠点とするLGBTQIA+ライアターたちの会話とコミュニティーをより身近なものにしました。
今年は、シンガポールとシドニーのレインボーライアターが集まり、美味しそうなカップケーキとたくさんのレインボーフラッグでプライドを祝いました。
その他
ここでご紹介した内容は、プライド月間にライアットで開催されたイベントのごく一部にすぎません。他にも世界中のオフィスでムービーナイト、プライドをテーマとしたトリビア、オフィスでのデコレーションなどさまざまなイベントが開催されました。思い出に残るプライドでした。来年のプライドの祝福が待ちきれません。