まもなくスイスステージが幕を開けるWorlds 2023。ここから先の数週間は歴史的ライバル対決、心躍るKPopパフォーマンス、そしてLoL世界王者の誕生と見どころ満載となるでしょう。一方、今年のWorldsでは「持続可能性のプラットフォーム」という新しい試みも始まります。 

持続可能性はプレイヤーの皆さん、Riot、そして世界全体にとって極めて重要なトピックです。私たちは企業として持続可能性に明確・具体的に取り組んでおり、温室効果ガス排出量低減とオフィスの再生可能エネルギー移行を目指しています。 

「こうした取り組みを企業として進める理由は、私たちが世界中のプレイヤー、ライアター、コミュニティーに対して誠実でありたいと願うからです」Riot Gamesのソーシャルインパクトグローバルヘッド、Jeffrey Burrellは言います。「目指すのは持続可能な企業の構築です。カーボンフットプリントを低減することは結果としてRiot Games自体の持続性を高め、それがゲームの内外を問わず現在・将来の世代のプレイヤーに優れた体験を届け続けていく未来につながるものだからです」

Worldsではジャングルマオカイが樹木としての存在感を示していますが、実はこの大会を通じ、プレイヤーの皆さんも現実世界に(しかもあれほど禍々しくない)樹木を植えることができます。Worlds 2023のWorldsイベントパスでは、プレイヤーがゲーム内ミッションを100個完了するごとにRiot Gamesソーシャルインパクト基金からモザンビークのチマニマニで森林再生に取り組むEden Reforestation Project(英語)に1ドルが資金提供されます(上限100万ドル)。 

また、Worlds 2023 ではAmazon Web Services(AWS)と協力し、世界中の人々に清潔な飲用水と公衆衛生を届ける重要性を啓発する新キャンペーン「Take the Drake for Water’s Sake(直訳:ドラゴンを倒そう、水のために)」を展開。大会中はオーシャンドレイクが倒されるたびに世界的な水の危機とその解決に向けた取り組みの意識啓発を重ねていき、Worlds 2023終幕後にはAWSが募金をWater.orgに寄付し、貧困地域の70,000人に清潔な飲用水/公衆衛生への持続的アクセスを提供する活動を支援します。 

「AWSは水がいかに貴重な資源なのかを理解しています。今回こうしてRiotと協力して多数の人に持続的に清潔な飲用水へのアクセスを提供し、世界に有意義な変化をもたらせることを大変喜ばしく思っています」AWS Games組織ディレクターのDan Carpenterは言います。「AWSでは"世界中の貧困に苦しむ人に安全な水へのアクセスを提供する"活動、そして事業展開地域のコミュニティーに向けた水補充プロジェクトへの投資を続けてきました。このプログラムはそうした活動を一層進化させる一助となってくれるでしょう」 

AWSは先述のドラゴンキャンペーンだけでなく、eスポーツリモート配信センターのパートナーでもあります。同センターは配信チームがWorldsなどのイベントを、多数の言語を話す世界中のeスポーツファンに届ける際に「中継地点」として用いる施設で、開設当初から再生可能エネルギー100%での運用を前提として設計されています。特にAWSが手掛けたダブリンのリモート配信センターは、国際的に認められた環境規格であるISOの認証を既に取得済みです。 

Worlds 2023もまた、Riotが完全に持続可能な企業となる未来に向けた取り組みの一環です。このミッションを達成するにはやるべき事が無数に残っています。だからこそ私たちは、今後もひとつの企業として事業活動のあり方を精査し続け、ビジョンを共にするパートナーと創造的に協力していく手段を模索し、プレイヤーと直接的に協力しながら私たちの周りの世界にインパクトを与える方法を増やしていきたいと考えています。 

こうした活動の詳しい内容については、公式サイトの環境持続性のページをご覧ください。