ロサンゼルスおよびパリ — 2022年3月14日(現地時間) — 本日、『リーグ·オブ·レジェンド』や大ヒットアニメシリーズ『Arcane』のデベロッパー兼パブリッシャーであるライアットゲームズは、『Arcane』や多くのLoLの動画を制作したアニメーションスタジオ、Fortiche Productionへの新たな出資を発表しました。今年初めに決定した出資の条件により、ライアットはFortiche Productionの非支配株主持分を多数保有することとなりました。また、Brian Wright(ライアットのコンテンツ最高責任者)と、Brendan Mulligan (ライアットのコーポレートデベロップメントディレクター)が、Forticheの取締役に就任しました。
ライアットとForticheは、約10年にわたり、プレイヤーに素晴らしい体験を提供するために提携しています。LoLのチャンピオンの象徴であるジンクスの登場を記念したミュージックビデオ「Get Jinxed」(ft. Djerv)で初めて共同制作を行いました。その他のライアットとForticheの提携作品は、次の通りです。「WARRIORS」「Enemy」(いずれもImagine Dragonsが参加)、「Seconds」(『Arcane』にも登場するエコーを紹介するシネマティック)、「POP/STARS」(バーチャルK-popグループ「K/DA」としてMadison Beer、(G)I-DLE、Jaira Burnsが参加)、「RISE」(Glitch Mob、Mako、およびThe Word Aliveが参加する2018年のリーグ·オブ·レジェンド World Championshipテーマ曲)。
Forticheは、『Arcane』の初期の着想とストーリーボードの開発においてライアットと密接に協力し、本作品の開発を通じて重要なパートナーとなりました。ライアットとForticheは現在、『Arcane』のセカンドシーズンやその他の今後発表予定のプロジェクトにも共同で取り組んでいます。『Arcane』は、11月にNetflixで全世界に、Tencent Videoで中国に向けて公開されました。
『Arcane』は2021年11月にNetflixで世界1位を獲得し、3週連続で52カ国以上でトップ10入りを果たしています。また、米国の大手映画批評サイトRottenTomatoesでは、批評家による評価100%という記録的なスコアも獲得しました。先日行われた第49回アニー賞では、テレビ/メディア一般視聴者賞、キャラクターデザイン賞、脚本賞など9部門の候補になり、その年で最も多くの部門でノミネートされたテレビ向けコンテンツとなりました。オリジナル·サウンドトラックからのImagine Dragonsによるシングル「Enemy」は10億回以上の再生回数を記録し、ビルボードのロックチャートで1位を獲得しています。
「ライアットゲームズとの、特に『Arcane』での様々なコラボレーションにより、Fortiche Productionは国際的なアニメーションシーンにおける新たな主要プレイヤーとなりました。ライアットゲームズは、私たちを信頼し、共通の目標を達成する手段を与え、多くの視聴者に届く新しいコンテンツを提供することが可能であることを示してくれました。2023年、私たちのコラボレーションが始まってから10年目を迎えます。両社の信頼関係と目標を象徴するものとして、この提携に勝るものはないでしょう」と、Forticheの共同創業者であるPascal Charrue、Jérôme Combe、Arnaud Delordは語っています。
「Forticheは長い間、私たちにとって不可欠なパートナーでしたが、この契約によって、今後数十年にわたって緊密に連携していくことが可能になりました」と、ライアットのCEO、Nicolo Laurentは述べています。「私たちは、共に働くすべての人々に高い目標を課し、プレーヤーを深く理解し、重視することを強く求めています。Forticheは、初日からプレイヤーの体験が第一であることを体現してくれました。Forticheとの提携により、私たちは可能性の限界を押し広げ、ゲームのメディアにおける表現への期待感を高めることができます。私たちは『Arcane』を誇りに思うと同時に、ベストはこれからだとも思っています」
Forticheは、パリ、モンペリエ、スペインのラス·パルマスに350人の従業員と共同作業者を抱えており、ライアットによる取締役会の役職を除けば、経営的にはライアットから独立したままとなります。同社のリーダーシップチームには、共同設立者のCharrue Pascal、Comb Jérôme、Delord Arnaud、およびマネージングディレクターに任命されたHervé Dupontが含まれます。
ライアットゲームズについて
ライアットゲームズは世界で最もプレイヤーにフォーカスしたゲームの開発、パブリッシング、プレイヤーサポートの提供を目指し、2006年に創設されました。ライアットは2009年にデビュー作となる『リーグ·オブ·レジェンド(LoL)』をリリースし、世界中で高い評価を獲得しました。本作は世界中で最も多くプレイされたPCゲームとなり、爆発的な拡大を続けるeスポーツの主要なけん引役となっています。LoLが誕生から10年を迎えた今、ライアットは本作の進化を続けながらも、プレイヤーに新たなゲーム体験を提供できるよう、『チームファイト タクティクス』、『レジェンド·オブ·ルーンテラ』、『VALORANT』、『リーグ·オブ·レジェンド:ワイルドリフト』、その他複数のタイトルの開発を進めています。またライアットは、音楽やコミックブック、ボードゲーム、さらにはアニメシリーズ『Arcane』といった様々なマルチメディアプロジェクトを通じて、ルーンテラの世界をさらに深く掘り下げています。
ブランドン·ベックとマーク·メリルによって創設され、ニコロ·ローレンCEOが率いるライアットは、カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置き、世界20以上の地域に展開されたオフィスで3,000人を超えるライアターが働いています。
FORTICHE PRODUCTIONについて
Fortiche Productionは、パリに拠点を置くアニメーションスタジオです。2009年にPascal Charrue、Jérôme Combe、Arnaud Delordによって設立され、2Dと3Dのメディアを融合させた独自のグラフィックスタイルと、アニメーション業界で一目置かれる監督たちの独自の演出方法にさらに磨きをかけています。
『Arcane』について
ライアットゲームズはNetflixと提携し、世界的な人気を誇る自社のゲーム『リーグ·オブ·レジェンド(LoL)』のアニメシリーズ『Arcane(アーケイン)』を制作しました。本作品は、中国のTencent videoでも配信されており、ライアットゲームズにとって初のアニメシリーズとなっています。Fortiche Productionとの提携のもと、ライアットゲームズが企画と制作を務めるこの『Arcane』は、世界の人々にプレイされているライアットのゲームタイトル『リーグ·オブ·レジェンド』の世界を描いたアニメシリーズです。