普段であれば明るいトーンで昨年のソーシャルインパクト活動成果や進捗状況を書き始めるところですが(もちろんそれも後ほど触れます)、今回は感謝の言葉から始めさせてください。プレイヤー、パートナ―、ライアター、コミュニティーの皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの協力がなければ、2020年にRiotの社会的インパクトイニシアチブが今回のような成果を上げることはできませんでした。私個人もこの活動の一助となれたことを誇らしく思います。世界的パンデミックに直面しながらこれだけの活動ができたことに、私は心を揺さぶられ、そして希望を抱きました。人が助け合う心を持って共に歩むとこれほどの成果が出せるのかと。

2020年は誰しもにとって記憶に残る年となったことは間違いありませんが、個人的には見知らぬ他人、さまざまな団体、そして地域社会が団結し、何度となく襲い来る緊急事態に立ち向かったことがことさら印象に残りました。私たちの掲げる価値観がゲームの内外を問わず「より良いプレイヤー」になるための軸や指針として機能するのは、まさにこのようなこのような時勢なのだと確信しています。 

2020年の主な活動実績:

  • 秩序の光カルマ、新型コロナウイルス感染症チャリティーアイテム、古の賢樹オーンの募金活動を通じて、プレイヤーから非営利団体へ総額1400万米ドル以上を寄付
  • 秩序の光カルマキャンペーンでは、世界各地のプレイヤー700万人以上が募金先の地元非営利団体(合計46以上)を選ぶ投票に参加
  • プロプレイヤーによる健全な心の保ち方に関するコツや自身の体験談(英語)の公開。同時にCrisis Text Lineとの提携(英語)を通じ、プレイヤーに信頼できるメンタルヘルスサポートを無償提供
  • 多数のライアターが2020年を通じて地元の非営利団体を支援。Riotも企業として(1回あたり22万米ドル以上の寄付を含む)総額約$50万ドルを寄付
  • 社会的少数者の経営する小規模ビジネスに100万米ドルの投資を実施。過小評価グループ(集団全体の中で大幅に数が少ない集団)の機会創出、職場における偏見や差別の解決、平等な環境作りを支援
  • 2020年のほとんどを在宅勤務に切り替えた上で、サポートスタッフ(セキュリティー、設備、臨時の各スタッフなど)への給与を通年で全額支給

教育、機会の平等、シチズンシップが取り組みのであることは今後も変わりませんが、活動はまだ始まったばかり。2021年も最後まで企画・イニシアチブを展開していく予定ですので、続報をぜひお待ちください。